また、浅田真央さんは、日本スケート連盟の言いなりになりましたね。

浅田真央さんは、中部選手権に出場したかったのだが、

それだと、中部選手権にメディア、観客が集中して、ジャパン・オープンに観客が入らなくなり、

高い入場料のジャパン・オープンが儲からない、という仕組みです。

浅田真央さんは、波風を起こさない選択をしたのですね。



●10.3ジャパンOPで再出発 浅田真央「復帰戦決定」の舞台裏

日刊ゲンダイ
6月28日(日)9時26分配信

真央ブランドに“キズ”はつけられない
(C)日刊ゲンダイ

 女子フィギュアの浅田真央(24)の復帰戦が今年 10月3日に行われるジャパンオープン(さいたまスーパーアリーナ)に正式決定した。

ソチ五輪後の14年5月から1年間休養した浅田は

当初、そのブランクを埋めるべく9月末の地方大会である中部選手権(愛知)から出場。

ブロック予選を勝ち抜いてグランプリ(GP)シリーズ本戦に出場するという青写真を描いていたが、

そのプランを白紙に戻したわけである。

 ジャパンOPは、1チーム男女各2人で行われる団体戦。

通常の大会とは異なりショートプログラムがなく、フリー演技のみで争われる。

長期休養明けで体力面に不安がある浅田にとっては、フリーのみという試合形式はプラスだろう。

 加えて、同大会に出場すれば、国際スケート連盟の規定によりGPシリーズ出場までの予選免除の恩恵も受けられる。

そんなメリットを考慮したうえでこの大会を復帰戦に選んだのだろうが、

あるフィギュア関係者は

「それだけじゃない。

真央の復帰戦の裏にはスケート連盟の思惑、意向が大きい」

とこう続ける。

「真央には当初、地方の小規模大会である

中部選手権から少しずつ状態を上げていくプランがあった。

でも、仮に中部選手権に出場となると、

そこへメディアが殺到し、

翌週のジャパンOPの話題性が乏しくなる。

連盟としては、入場無料で開催される中部選手権で復帰されるぐらいなら、

最高で2万3000円、安くて6000円の入場料が取れ、

かつテレビ放送もあるジャパンOPで華々しく復帰してくれた方が

今後のスポンサー、テレビ放映権にもつながる。

そんな思惑が

真央の復帰戦の選定に

影響を及ぼしたのです」

 連盟としては、陰りが見え始めている女子フィギュア人気復活の切り札に傷をつけるわけにもいかない。

「真央が地方大会からコツコツ勝ち上がっていく道を選択し、

その過程で結果が残せなければ、

今季もまた真央不在のシーズンを強いられる。

そうなれば、スポンサー離れもさることながら、

真央が『やっぱり私には無理』と

現役続行を撤回してしまう可能性を懸念している。

そんな最悪の事態を避けるためにも、

地方大会からスタートするような茨の道は歩ませられないのです」
(前出の関係者)

 1年間の休養があっても、浅田はスケート連盟にとって「金のなる木」。

たかが復帰戦とはいえ、

勝手に決めてもらっては困るというわけか。