バンクーバー女子ショートの結果は、

1キム・ヨナ
 TES 44.70
 PCS 33.80
 TSS 78.50

2浅田真央
 TES 41.50
 PCS 32.28
 TSS 73.78

3ジョアニー・ロシェットTES 39.20
 PCS 32.16
 TSS 71.36

4安藤美姫
 TES 34.80
 PCS 29.96
 TSS 64.76

5レイチェル・フラット TES 36.80
 PCS 27.84
 TSS 64.64

6長洲未来
 TES 37.00
 PCS 26.76
 TSS 63.76

7カロリナ・コストナー TES 33.34
 PCS 29.68
 TSS 63.02

8アリョーナ・レオノワ TES 33.90
 PCS 28.24
 TSS 62.14

9エレーネ・ゲデバニシビリ
 TES 35.80
 PCS 26.12
 TSS 61.92

10ラウラ・レピスト
 TES 32.88
 PCS 28.48
 TSS 61.36

11鈴木明子
 TES 33.10
 PCS 27.92
 TSS 61.02

 いや~、鈴木明子さん、手をついてしまって残念。
手をついていなければ、6位になっていたかもしれない。
 でも、4位の安藤美姫さんとの点差は、3.74しかありませんからね。


 それにしても、長洲未来さん、やっぱり、ポジションがきれいです。
 第2のミッシェル・クワンになるかもしれませんね。
だから、今回のオリンピックで、優勝してくれたら困るのです。
優勝すると引退してしまうので。

 話はバラバラになりますが、
レイチェル・フラット選手、一度、バンクーバーの開会式に出たあと、
一旦、アメリカに帰って、学校の物理の試験を受けて、再び、バンクーバーへとんぼ返りした、という。
受験勉強だそうで、両立は大変だと思いますが、尊敬します。

 ところで、ジョアニー・ロシェット選手の点数高すぎ。
 なぜなら、
3回転+2回転だから。
 私は、ロシェット選手の点数は、トリノの時の得点を参考にして、
大甘の点数をつけて、どんなに高くても、68点ぐらいだと思っていました。
それで、3位と見てたのですが。
GOEとPCSで高い点数をつけたのですね。

 浅田真央さんとロシェット選手の点差は、
2.42しかありません。
浅田真央さんは、フリーで下手したら、ロシェット選手に抜かれるかもしれません。

 フリーの基礎点は、
ロシェット選手
浅田真央さん
キム・ヨナ選手
3人ともほとんど差がありません。

 浅田真央さんのフリーは、3Aを2回跳ぶと言っても、
ルッツは跳ばないし、
3回転+3回転は跳ばないから、
おしなべて、ほかの選手と基礎点はほとんど差がないのです。
 だから、ロシェット選手は、GOEはいっぱいつくと思うので、
ロシェット選手に負ける可能性があるのです。

 浅田真央さんの敵は、キム・ヨナ選手ではなくて、ロシェット選手なのです。

 それにしても、全体的に点数が高いですね。
これは、選手の技術が上がったのではなくて、
高い点数を出しだのだと思うのです。
 鈴木明子さん、60点を越えているのに11位ですからね。


 トリノの時は、
1サーシャ・コーエン
 66.73

2イリーナ・スルツカヤ 66.70

3荒川静香
 66.02

という点数でした。

3人とも3回転+2回転でした。

PCSも、8点台は少ししか出ていません。

そして、6位がエレーネ・ゲデバニシビリ選手で57.90でした。

 今回、長洲未来さんが、世界ランキングが低く、滑走順が早かったのにもかかわらず、
高い得点がでたため、あとの選手の得点が高くなったのだと思うのです。

 今回のバンクーバーの基礎点は、トリノの時とあまり変わらないと思うのです。

だから、大盤振る舞いというか、大安売りというか、そんな感じです。

 ペア、男子、アイスダンスの得点を見ていて、女子も高い得点が出るな、
と思っていたのですが。
やっぱり、そうでした。