織田君は、試合前だったので、靴のひもが切れていたが、感覚が変わるのを嫌って、
ひもを新しいのに交換せずに、そのまま、切れたところを結んで試合に臨んだというが、

靴のひもは、定期点検をするんじゃないんですか。
それで、試合の少し前に、ひもが切れかかっていたら、
新しいひもに交換するんじゃないんですか。

 スケート靴は、消耗が激しい道具なので、定期点検は非常に大事なことだと思うのですが。
 ひもは切れかかっていないか、
靴とブレードをつないでいるネジはゆるんでいないか、
エッジは欠けていないか、
これは、非常に重要な定期点検だと思うのですが。
 モロゾフコーチは、いつもは、あれだけキツイ人なのに、
靴のひもを替えろ、とは言わなかったのですかね。

 ところで、織田君は、転倒の-1点が取られています。
でも、ビデオをもう一度見ると、両手はついているけれど、
エッジは、両足とも氷から離れていないように見えたのですが。
 転倒の定義は、
「エッジが氷から離れ、そのままでは滑走不能の状態をいう」
となっていますが、
織田君の状態でも、転倒を取られるのですね。


 それにしても、織田君は、時々、ポカをやりますね。
 以前も、せっかく、
4回転+3回転のコンビネーションが成功したのに、
コンビネーションを4回跳んでしまって、大幅減点になってしまったことがあります。

 ところで、織田君のすり減ったスケート靴を見て、
チャップリンのあの大きな靴を連想しました。