私は持ってる 派!
自分の仕事は、ある意味「資格」があっての仕事でもあります。
社会福祉士と精神保健福祉士、両方とも国家資格であります。
社会福祉士を取った時は、経験を埋めるための「道具」として取ったもの。
福祉の仕事は経験が重視される傾向があり、何の経験もない自分にとっては資格を取ることで自分に足りない経験を少しでも穴埋めできればと思っていました。
精神保健福祉士を取ったのは、仕事の必要性を感じたもの。
自分も機会があれば取りたいと思っていた資格だったので、自分の考えも合って取得。
正直なところ、どっちも簡単なものじゃありません。
精神保健福祉士の方が若干取りやすいのかもしれませんが、自分にとってはどっちも大変でしたね。今もう一度試験をやって、合格できるかどうかは正直わからないです。もうその時は、必死にやっていましたね。
まぁ今となっては、資格に見合ったことができているのかなぁ・・・と常に不安であります。
だからこそ最近はより一層自己研鑽を積むことの重要性を実感しています。でも実際のところは、なかなかそこまで時間を裂くことができないのが現状であります。
ただ、資格はあくまで「資格」であって、それ以上でもなくそれ以下でもありません。
資格を生かすも殺すも自分次第。資格が仕事をするのではなく、仕事をするのは自分であります。自分からすれば資格はおまけみたいなもの。あるいは、ちょっとだけ説得力を補うもの。資格があるから・・・ではなく、資格を汚さないようにしています。
なかなか福祉の仕事は、成果が見えにくいもの。
それでも今の世の中はちゃんと「目に見える」ことにこだわっていると思います。それは福祉も例外ではなく、見えないことを言い訳にすることはできません。そこには専門性があり、それに裏付けされた仕事をしなければなりません。最終的には資格を持つ者がいかに課題を解決していくか、そこですべてが決まります。
正直、ここまでできる社会福祉士や精神保健福祉士は、どれくらいいるのでしょうね。
少なくとも自分の身の周りにいるのは、1人。自分は・・・情けないですが、そこまで器用じゃありません。もちろん課題解決に結びつけることもしましたが、すべてがうまくいってはいません。世の中の社会福祉士・精神保健福祉士がそうなっていけば、もっと専門職の認知度も上がって地位向上につながるのでしょうね。