今日、高校生の息子が買った椅子が届きました。
一脚、8万円です。
オフィスチェアが欲しいと前から何度も言っていたもので、念願かなって手に入れたようです。
自分でバイトして買ったものだから、夢を叶えられて良かったねと家族みんな思っています。
(写真はイメージです)
しかし、椅子が欲しいのは僕もなんです!
腰の骨を折ってから、腰に優しい椅子が欲しいんです。
ニトリの3万5000円の椅子が欲しくて欲しくてたまりません。
そんな椅子ですが、8万の椅子を買った息子は小馬鹿にしてきます。
ニトリのは安もんとか、作りが雑とか、不評を言いまくります。
そうしたら、それを聞いた妻が、じゃあお父さんの椅子も8万のやつ買ってあげようかって言ってくれました。
そうすると慌てた息子が全力で止めに入りました。
最高級品を追いかけてくる理由はないんじゃない?って汗を流しながら言いました。
家内は納得して、僕の椅子はニトリの3万5000円で落ち着きました。僕はショックでした。
8万円の椅子が手に入らなかったことがショックなのではありません。息子がお父さんの椅子は安もんで良いって言ったのがショックでした。
しかし、僕は昔むかし5歳の誕生日に友達のとっちゃんと一緒に家族揃って誕生日プレゼントのおもちゃを買いに行ったときのことを思い出しました。
僕はダイタンスリーの超合金ロボが欲しくて、念願かなって買ってもらいました。とっちゃんは、僕のよりも安い半額のおもちゃを選んでいました。
とっちゃんは親に説得される形で、僕と全く同じダイタンスリーの超合金ロボを選びました。
そして同じものを手に入れたとっちゃんに、悔し紛れに言ってしまったのです。
「とっちゃんのダイタンスリーのロボはすぐに壊れるわ!」
親一同は、笑っていました。
が、神様は笑っていなかったんですね。
寸分狂わず結果が僕に生じました。返ってきたんです。
法則は法則です。同じ目に合うのです。
ショックです。
とっちゃんも壊れるって言われてショックだったことでしょう。
とっちゃんごめんなさい!