老茶不易 | 俳茶居

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       煌々と唐十郎の夏帽子 (呑亀〉


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老白茶( 1980年代初頭)の佇まい

老茶不易



ちょしさん、うらりんさん、上海小町さんの三人による

「三古物語」に参加、90分で三つの茶席を堪能した。

良いお茶が年輪を重ねるとどうなるのか。

プーアル茶の様に熟成させてから飲むお茶ではないお茶、

それを熟成させたものをいただいた。




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うらりんさんのお席
お茶は、老白茶( 1980年代初頭)、坪林武夷種老包種 (1979)

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上海小町さんのお席
お茶は、大坪鉄観音 (2000)、 鉄観音 (2013春)

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ちょし様のお席
お茶は、凍頂烏龍茶 伝統 (2012冬)、凍頂烏龍茶 毛茶 (1984)

「角が取れ、強い主張が和らぎ落ち着いた装いで静かに身辺にとどまるお茶。」




三人の淹れ手が選んだそれぞれの老茶に共通しているものはそれであった。

次回はどんな演出がなされるのだろうか。今から楽しみである。 多謝。

*お茶請け、パティシェールH.さんの「月餅」は絶品であった。



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ちょしさんの設えにこぼれて出来た水滴