【3月30日】濱守栄子さん@震災福幸応援チャリティーコンサート | M☆S 君がいる 笑っている 私の帰る場所

M☆S 君がいる 笑っている 私の帰る場所

ハコや路上で,心に響くアーティストのライブを聴き,応援しています。
ライブでの素敵な出会いを楽しみにしております。

********************************
◆震災福幸応援チャリティーコンサート
□日程
3月30日 開場19時 開演19時15分~
□会場
浦和コミュニティセンター多目的ホール
さいたま市浦和市東高砂町11番1号コムナーレ(浦和パルコ)10階
□出演者
濱守栄子
出淵晴彦
※写真展や物産展、映像上映会もあります。
********************************

移動総距離が,162.3kmの最終目的地。復興支援イベントで始まり,福幸応援チャリティーコンサートで締めくくるにふさわしいイベントでした。
最後にHAMAちゃんを選ぶ。それは初めて聞いたときの「国道45号線」の衝撃が忘れられないからでしょう。

HAMAちゃんのライブって,地方公共団体の協賛を得られる場合があり,市長さんがライブで挨拶するすることがよくあります。これによって市長さんが身近な存在に見えたり,イイ人に見えたりするのです。以前,お話を聞いた陸前高田とか大船渡の市長さんは,被災した市民と痛みをともにし,矢面に立っているようにも感じました。今回挨拶したのは,さいたま市長でした。

ライブは
HAMAちゃんのサポートでおなじみの出淵 晴彦さんからスタート。
♪田野畑村ハックルパンの歌
♪松光

ゆるきゃらが登場した後,
HAMAちゃんの出番。
♪たかたのゆめちゃんの歌
ゆめちゃんから,奇跡の一本松と椿と希望の星を読み取りましょう。

その後は,Haruさんがギターサポートに入り
♪私が生まれた街へ
♪桜ライン
♪キセキ
やっと,「桜ライン」が聞けました。なかなかいい曲でした。_HAMAちゃんの椿の髪飾りにも注目。椿は大船渡や陸前高田を表します。

そして,「国道45号線」
「45号線」は弾き語りではなく,あえてPV画像をバックにハンドマイクで歌いました。
あのPVは見ているとつらくなる場所もあるけど,だからこそ,伝わってくるのでしょう。
あの日を忘れてはいけないという思いが,ものすごく伝わってきました。
HAMAちゃんが45号線を歌っているときに,HAMAちゃんの心の揺れを初めて感じた。
津波って,防潮堤を簡単に乗り越えてしまうものなのですね。
人間,自然に対しては謙虚でならなければならない。
「45号線」を聞いた後は,しばらく,身動きできなくなってしまいます。
あの日から2年が経過しているのに,変わっていないものが多すぎることもこの曲が伝わってくる原因でしょう。
記憶からは消し去れない出来事なのです。

古淵でも浦和でも大船渡や陸前高田の写真を見るといくつかきつく感じるものもやはりあります。

2年前の今頃,花見の祭りの「自粛」によって,さらに被災地を苦しめた現実も忘れてはいけないでしょう。

お疲れ様でした。