"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第16回「作詞が劇的にヴァージョンアップする魔法"オノマトペ"」
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、新たに作詞について、あーだこーだ書いていこうと始めた
『"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…』。
第16回目の今回は、
作詞が劇的にヴァージョンアップしてしまう魔法、第3弾
”オノマトペ”について、ご紹介していきます。
作詞の技法の中で、とりわけ面白味があり、
お子さんにも喜ばれるであろうものに”擬音”、”擬態語”があります。
またの名を”オノマトペ”とも呼ばれています。
前回、”比喩”について取り上げましたが
これも比喩表現の仲間のひとつ。
例えば、「キラキラ」とか「ガサガサ」など
一言でいってしまえば、ものごとの様子を、音的な言葉で表現したもの。
オリジナルのオノマトペを編み出そうとすると、
単純なようでありながらも、これが案外難しい。。。
音的な表現だけに、どうしてもこちらの意図が人様に伝わりにくくなりがちです。
恐らく、始めは奇をてらったようなものになってしまうかもしれませんが
だんだん面白いオノマトペが作れるようになってくると
作詞が、より楽しくなってきます!
◆ぐるぐる ちょんぱ
ぐるぐる ちょんぱ
ぐるぐる ちょんぱっぱ
ぐるぐる ちょんぱ
ぐるぐる ちょんぱ Hey! Hey!
ちょんぱっぱぁ
『ぐるぐる ちょんぱ』 /作詞作曲Mr.スコップ
ちなみに、豆知識として
宮沢賢治の童話の中には、大変素晴らしいオノマトペがたくさん出てきます。
まさに、”オノマトペ・バイブル”!!
では、今回はこの辺で。。。
つづく
【今回のまとめ】
作詞が劇的にヴァージョンアップする魔法の技法"オノマトペ"を使ってみよう!