週刊"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第14回「言葉のセンス磨き"単語すり替え魔人になろう!"」
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、新たに作詞について、あーだこーだ書いていこうと始めた
『"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…』。
第14回目の今回は、
ついに作詞が劇的にヴァージョンアップしてしまう、
言葉のセンス磨きの実践方法について、ご紹介していきます。
作詞の初心者が、てっとり早く
"言葉のセンスを磨いて作詞にオリジナリティーを出すことが可能"な
とっておきの必殺技があります。
それは自分が、"単語すり替え術"と呼んでいるものです。
例えば、
"黒い悪魔"
といわれても、いたって普通の感じがしますが、これが
"白い悪魔"
といわれたら…
見かけは良いヤツだけど中身はとんでもなく悪いヤツ~
みたいな印象を受けませんか?
さらに、
"冷たい悪魔"
といわれても、いたって普通の感じがしますが、これが
"ぬるい悪魔"
といわれたら…
まだ未熟な悪いヤツか、悪になりきれないヤツなのか…
何だか、よりイマジネーションが膨らんで来ませんか?
このように、単語を入れ替えるという、たったこれだけでも
言葉というものは、まったく違った印象に変ってしまうものです。
当然、前回お話したようにボキャブラリーが豊富になればなるほど、
より単語すり替え魔人スペシャリストになれることは言うまでもありません。
ただ、これには注意が必要です。
あくまでも、単語を入れ替えて出来た言葉が
きちんと他人に伝わるものであることが大切です。
まったく意味合いがわからないものになってしまったら
逆効果になってしまいます。
それには、やはり何度もチャレンジして
センスを磨いていく他はありません。
まずは、良い詞を書くための初めの一歩として
ぜひ"単語すり替え魔人"になってみましょう。
では、今回はこの辺で。。。
つづく
【今回のまとめ】
言葉のセンスを磨いて作詞にオリジナリティーを出すための初めの一歩、
"単語すり替え魔人になろう!"