週刊"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第13回 言葉のセンスを磨く一つの方法~キャッチコピーに学ぶ
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、新たに作詞について、あーだこーだ書いていこうと始めた
『"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…』。
第13回目の今回は、
作詞をする上での"言葉のセンスの磨き方"
についてお話させていただきます。
詞の前に、まず言葉ありき。
言葉のセンスをいかにして磨いていくか・・・
これが、作詞をする者にとって大きな課題です。
絶対条件としては、”ボキャブラリー”を増やすこと!
これは、活字を読むことで飛躍的に養われます。
ですので、いかに書物やネットなどの活字に触れるかが大切!!
昔々、売れ線のポップスの詞を書きたいと
躍起になっていた、20代の半ば頃の自分は
あるものから、特にボキャブラリーを吸収しておりました。
その”あるもの”とは・・・
「ファッション雑誌」でした。
恥も外聞も気にせずに、男性向け・女性向けにこだわらず
10~20歳代対象のファッション雑誌を買いあさっては、読みふけっていました。
特に雑誌記事の、どの部分に目をつけていたかというと…
ズバリ、”キャッチ・コピー”!!
やはり、一流のアパレル・化粧品などのブランドの広告には
奇抜でカッコイイ宣伝文句が使われていることが多く
当時、最先端なポップスの詞を目指していた自分には
まさに、目からうろこが剥がれるような感覚で、惹かれたものでした。
ほらほら、
もしかすると、あなたが今ご覧になっているWeb画面上の
いつも疎ましいと思っていた広告にも
あっと驚くお宝キャッチコピーが表示されているかもしれませんよ☆
ちなみに、こぼれ話として
ある、有名なアイドルグループの曲の歌詞の中に、
ある、世界的な一流ファッション・ブランドのキャッチコピーが
引用されている個所をみつけました!!
さあ次回からは、いよいよ
我が基礎的な作詞方法の中から、これを覚えると詞のグレードが
ズバババ~~~ンってな具合に一気にバージョン・アップできる
必殺技をご紹介しますよ!
つづく
【今回のまとめ】
言葉のセンスを磨く一つの方法、"キャッチコピー"に学ぶ