週刊"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第6回「我が詞天王の一人 松本 隆さん」 | 保育園・幼稚園・こども園向けオリジナル参加型音楽ショー『にじいろコンサート』♪うたほり~幼児向け童謡シンガーソングライター Mr.スコップ

週刊"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第6回「我が詞天王の一人 松本 隆さん」







皆様、いかがお過ごしでしょうか。



さて、新たに作詞について、あーだこーだ書いていこうと始めた

『"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…』。


第6回目の今回は、

自分が特に影響を受けて来た作詞家の一人

松本 隆さんをご紹介します。


松本さんといえば、

我が国初のロックバンド"はっぴいえんど"で

ドラムと作詞を担当されていた方で

解散後に作詞家に転身。

特に女性歌手向けの詞について、女性から

「どうしてそんなに女性の気持ちがわかるの?」

といわれるほどに、女性よりも女性的な詞が印象的な方。

一方、男性歌手向けの詞はスマートでカッコイイ印象。


しかしながら、何でも御座れの阿久 悠さんとは対照的に

ポップスのジャンルにこだわった作詞が特徴的です。

また、テレビであまりお見かけしなかったったことも

阿久さんとは対照的でした。


とにかく、我が青春時代の売れっ子作詞家で

当時、売れに売れていた作曲家の筒美京平さんとの

コンビのイメージが強く、あの曲もこの曲も、

作詞はまたもや松本さんだった・・・という印象です。


さらに、スポーツタイプの高級車を乗り回していたことでも有名で

まさに、憧れ的な存在でありました。



何でもその昔、女性アイドル歌手向けの詞を書くにあたり

童話をたくさん読み漁り、その要素を

作詞に取り入れていたそうですよ。


ちなみに、


純愛をテーマに書かれたという彼の名作「赤いスイートピー」について。


この曲が発売された1982年当時、我が国では、


赤色のスイートピーは存在しないといわれ、その後


2002年に三重県の農家によって赤色のスイートピーが


産み出され、現在全国に出荷されているとのことですが、


Wikipediaによると、1800年には既に


赤色のスイートピーが存在していたとあります。