月謝を半額以下にしたことで、何が起こったかというと、
これは先に想定していたわけではなかったのだけれども、
そこに本来かかる子どもたちの学費のうちの半分以上を、僕が出しているということ、
そういうことが結果、形として生まれた。
(原価を余裕で切っているので良い子は真似しないでね)
簡単にいって、僕がその月謝の半分以上を持っている(負担している)ということ。
もう少し言及すると、僕による子どもたちへの教育投資が起こっている。
もちろん先に想定してセッティングしたことは、あくまでも、
「地域に、お金に翻弄されない、本当に価値のある場所を作ること」。
何が価値で、何が本質かを知ってもらうための実践であり、場作りであり、その場の維持である。
その上で、実際にこれをやることで生じたこと、現実的に起きていることは、
僕が親御さんの負担の半分以上を肩代わりして、子どもたちに教育として投資をするということとなった。
(保護者の皆さんがこれについて上記のようなことを気づいてはおられないはずで、単に、月謝安いね、という範疇だろう。無論それはそれで良い。ただ、実際に起こっていることはそれ以上のことなので、ここで記述しておきたい)
さらに、
もっと本質的な意味で言えば、
教育は、投資どころか、ギフト(贈与)なのである。
教育は本来、一方的な大人からの子どもへの(見返りを求めないという意味での)ギフト(贈与)であるはずである。
特に今回、起きたことは、東浩紀氏の言うところの、「贈与とは、交換の"失敗"によるもの」ということに、偶然にも重なったのではないか、とも捉えている。
非常に興味深いことが、今、起こっているように感じている。
そして、これがこの先、何につながっていくのか、どのような効果をもたらすのか、まだまだわからない。
親ではない僕が、親以上に贈与を続けていくと何が起こるのだろうか、と。
以上、わかりにくいことだとは思うけれども、
一応、今を記述しておく。
(おわり)FB投稿より
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