ミク「今夜は、マスターが昔作ったガレージキットのフィギュアを紹介したいと思います。」
俺「数年前（一応２１世紀には入っていたと思う）に、秋葉原の中古屋で見つけたんで買ってきたんだ。有名原型師の「竜人」氏の作だったが、その割には安く買えたぞ。
ミク「マスターの大好きな『NG騎士ラムネ＆40』に出てくるココア姫とミルク姫ですね。」
俺「そうだよ。元のアニメはすごく面白いから、DVDを買うなりCS局の再放送を狙うなりして全話ごらんいただきたいものだ。詳しいことは、昔の記事で取り上げてるぞ（リンクあり）。」
ミク「ですが、ガレージ『キット』という言い方が少し気になりますね。」
リン「まさか....ガレージ『キット』っていうことは、あたしたちとは違ってこれ元々色塗ってないんじゃないの？」
レン「もしかして、昔のフィギュアは色塗ってなかった、ってわけ？」
俺「そのとおりだ。俺が20台前半ぐらいの頃までは、フィギュアは無塗装のガレージキットが主流だった。多かったのは春麗、セラムン関係、EVAあたりだな。NGラムネ関係も、今回紹介する竜人氏のやつのほかにも数種類発売されてたぞ。」
ミク「マスターたち古参オタは、みんな手を動かして自分なりの『萌え』を追求したんですね。」
俺「ああ。あの頃はフィギュア１つにも手間がかかったが、個々のオタたちの創意工夫が光ってたんだよな。」
リン「後姿はこんな感じなんだね。」
レン「すげえ、後姿にも手を抜いてないよ。もちろん、ミルクの髪の流れとか、ココアのお尻のスカートのしわとかの造形についてだけだけどね。」
俺「ばぴょーん！....ともあれ、こんな感じに、昔のオタたちは『萌え』を我が物とするためにこんな努力をしていたわけだ。」
ミク「発売されたフィギュアの大半が塗装済みの私たちには想像もつかない世界ですね。」
俺「fgに行けば、こんな世界がまだ見られるぞ。」
リン「あそこ、すごい作品がいっぱいあるよね。あたしもミク姉も、そしてなぜかあんたも！」
レン「なぜかはないだろ、なぜかは！だけど俺、あそこに出てるガンプラの作例にすごいの見たことあるよ。」
ミク「鉄道模型の作品もありますね～。」
俺「その他戦車・飛行機など、ありとあらゆるジャンルの作例が見られるぞ。俺も模型作りで参考にするところ大だ。」
レン「だけどマスター、見た感じココアの方が出来がいいみたいなんだけど....ｗ」
リン「萌えの差だね～」
俺「う、うるせぇっ！」
ミク「そろそろ今夜はお別れの時間ですね。今夜のお別れは、マスターに歌わせていただいた、原作アニメのEDだったこの曲で。『男と女はパピプペポ』。」
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