超訳『君主論』⑧悪らつな行為で君主の地位を掴む | 『超入門失敗の本質』鈴木博毅公式ブログ-飛躍と成長を続ける組織5つの鍵

『超入門失敗の本質』鈴木博毅公式ブログ-飛躍と成長を続ける組織5つの鍵

顧客創造戦略の専門家。超入門失敗の本質の著者。最新のビジネス戦略から講演、研修まで。ビジネス著作多数。MPS Consulting代表 鈴木博毅。戦略的マーケティング。勝ち残り、存続し続けるための戦略・戦術を探求するブログ。

個人から君主になるには「幸運と実力以外に」2つの方法がある。

①ある種の悪らつ非道な手段で君位にのぼること
②仲間の市民の後押しで、祖国の君位につくこと

シチリアのアガトクレスは、一介の市民、卑賤の身からシラクサ王となった。

彼の非道には気概があり、軍隊に入り階級を上げて軍司令官となった。

やがて外国の軍隊を招いて権力を奪い、次に外国の勢力を駆逐した。

非道でも国を保てる者と、非道ゆえに国を保てなかった者の違いは何か。

それは、残酷さが下手に使われたか、りっぱに使われたかの違いである。



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