ご質問いただきましたので、お答えさせていただきます。



  ※  ※  ※


Q、償いの気持ちでやっていることはやめるべきですか?



A、


やめるべきです。


個人の償いや罪滅ぼしの延長線上に幸福はありません。



絶対に無いです。


「申し訳ない」という思いを抱いている限り、

ココロはずっと囚われたままです。


自由になれず、その時、自分は幸せではありません。


そして、真の意味で誰かを幸せにすることもありません。


自分の人生を生きることが最大の償いです。


  ※  ※  ※



Q、罪の意識があることはやめるべきですか?


A、


ケースによります。


本当に悪いことはやめるべきです。


しかし、すべての行為は「悪」の側面を含みます。


生きていればどこかを汚します。


知らないうちに誰かに迷惑をかけていることもあります。



「善」と思い込んでて「悪」の場合もあります。


100%の「善」という仕事はありません。



「必要悪」という言葉もありますが、


ある角度から見て、それが「悪」だとしても、


人に必要とされている事もあります。



見方を変えれば、すべての仕事は善にも悪にもなりえるということです。



「私は100%の善行を行なっている」という人間の方がよっぽど怖いです。



その上で…


どうしてもその罪の意識が払拭できないことはやめるべきです。



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Q、仕事の中(やらなきゃいけないこと)に罪の意識を感じるものがある場合はどうすればいいですか?



A、


先程の質問の答えとほぼ同じです。


ケースによります。


すべての仕事は善にも悪にもなりえるので、


迷わず全力で行うことが、より大きな善につながることもあります。


自分の中の葛藤や迷いが、全く消えないのであれば、


やめた方が良いでしょう。