長く動物医療に従事していて感じる
2つのタイムラグ。
動物は病気になって、調子が悪くなっても
リードを見せれば、喜んで尻尾を振りながら
散歩に行くことも、食餌もいつも通りに
食べてしまうこともあります。
時に動物は、体調の悪さを我慢したり、隠そうと
してしまう。
我慢しきれなくなって、何らかの症状が出るまでに
一つ目のタイムラグが生じる。
そして動物の小さな変化に飼い主様、ご家族が
気づいても少し様子を見て、良くならなければ
病院に行こうかな。
これが二つ目のタイムラグ。
言葉を話せない、自らが病院へ行けない動物たちにとって
助かる命や軽くてすむ病気も、飼い主様の判断と行動に
よるところが大きいと日々感じます。
動物のちょっとした変化に気づいて
病院へ連れて行こうか迷ったら
とりあえず病院へ電話をかけてみるのも
一つの方法です。
ご自分の動物に大きなことが起きた際、
後々飼い主様が後悔しないようにと思い
記事にしました。