本日で今年の世田谷区狂犬病定期
予防注射が終了した。
4月1日から本日まで200頭以上の仔が
来院された。
毎年思うことだが
年に1度だけ会う仔がいる。
本人にとって、病院はいつも注射をされる
場所で、決して楽しいところではない。
なのでつい反抗して、歯をむき出してしまう。
熱を測るだけで、うなり声を出してしまう。
飼い主様もその声に恐れをなして
抑えられない。
仕方なく、ドアのストッパーにリードを
引っかけて大腿部に注射をする。
そのあとは、逃げるように病院の出口へと
向かう。
その後ろ姿を見て、今年もこの仔には
ネガティブな経験値を与えてしまったと
思ってしまう。
4月の待合室は動物の数が多いため
普段おとなしい仔でも、興奮気味に
なる傾向がある。
そのためスタッフも、油断してがぶりと
されないよう注意深く動物と接している。
そんな1ヶ月が無事終了した。
病院の窓際の花壇に真赤なバラが
咲きました。
とてもきれいな赤色です。
明日から5月。
気分一新、頑張っていきます。