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人間の脳がいかに間違えやすいか、いろんな実験、例えをもとに
説明されているので、読みやすく興味もそそられる。
以下読書メモ。
・ギャンブラーの誤謬
・アンカリング効果
・統計より感情
・利用可能性(最近の事例や思い浮かびやすい事例を判断基準にしてしまうこと)
問い:(小さな女の子の親として)
子供の友達の父親が家にピストルをもっていることと、子供の友達の家にプールがあることと
を知ったときではどちらが安心していられるだろうか?
という問いに対して、大半は、プールが安心で、ピストルは心配という心理的な反応となるが、
統計的にはプールで溺死する子供の数のほうが多い。
飛行機と、交通事故みたいなものだ。確かに感情で判断することがよくわかる例。
・見えてはいても見ていない。(注意力の欠如)
映画「パルプフィクション」で、コカコーラがはいっているグラスのストローと氷がなくなる。
女優のタバコが右手から左手へ変わる。
こういう撮影ミスはyoutubeかなにかに特集されていたが、このパルプフィクションは見たときには
まったく気づかなかった。
ファイトクラブの最後のシーンには、建物が爆発する瞬間、クレジットタイトルの前に
観客の目にはとまらぬ速さでペニ●が横切るらしい!
これはブラッドピッド演じる主人公が映画技師の仕事をしており、
フィルムにポルノシーンを紛れ込ませる癖があることから、デビットフィンチャー監督が
あえてもぐりこませたそうだ。
これも再度見返してみたい。
・順序効果
公開討論等で発言が最初、最後どちらがいいか?
直後に効果を得たいなら、最後。
しばらくたってからなら、最初らしい。
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引用されていた本、映画
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ヤング・フランケンシュタイン 特別編

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賭博者 (新潮文庫)/ドストエフスキー

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ファイト・クラブ [DVD]

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