ディスガスティング・ムーヴィーの代表作「テキサス・チェインソウ」 で、サイコパス一家の虐殺から一人生き残ったジェシカ・ビール嬢 。その迫力ある肢体に目は釘付け。顎の強そうな整った容貌も俺の好みだ。アメリカ映画をたくさん見ているうちに、ニホンジンの、まるまっちい幼児顔が鬱陶しくなってきた。やっぱり、マッチョはジェシカ・ビールだぜ!
 
俺のジェシカの今回の任務は、U.S.Navy Air Force が誇る、精鋭ステルス戦闘機のエリート・パイロット。真っ白の制服姿も決まってるぜ、ジェシカ!おっと!髪がアップだと老けて見えるな、ジェシカ!おばさんに見えるぜ。

怒るなって!ジェシカ。

おばさんと言っても、俺の本当のおばさんのことだ。俺のおばさんの若い頃にそっくりだ。高校の頃、俺はおばさんと買い物に行くのが好きだった。なに?おふくろ?そのへんに寝てたんだろ、きっと。そのおばさんが、ジェシカのような顔だったんだよ。背もすらりと高くジェシカのような美貌だった。自慢のおばだ。
       JB
   (このストライプきれいですね☆70年代調のデザイン?)

叔母と一緒に修学旅行の買い物に行ったら同級生に出くわした。翌日、あの女の人は誰か?とみんなに問いつめられた。嘘のような本当の話だ。ジェシカの鼻の形、顎のライン、眉、目。俺の記憶にあるおばさんの顔だ。今は歳もとったが、すらりとした姿、美貌は変わらない。今まで忘れていたが、今日はっきり思い出した。ジェシカは俺のおばさんだ!ジェシカおばさん☆萌え~♪

映画は・・・・。

ツービート時代のたけしのネタに、「どう見てもウンコが落ちている。どこからどう見てもウンコだ。拾って確かめてもウンコだ。匂いを嗅いだらやっぱりウンコだ。ちょっとなめてみたら間違いなくウンコだ。・・・・・・・・・ああ、よかった!踏まなくて!!」というのがあった。「ステルス」は正真正銘の糞映画だ。しかも俺はそれを踏んでしまった!!

人工知能搭載の無人ステルス機が、なんと落雷を受けただけでバグってしまい暴走するという話。ゆるゆるです。登場人物たちの知性のかけらも感じられない愚鈍な会話・・・。

ジェシカ嬢の最初に印象に残る台詞は「Don't think ! Drink !!」「I must to go pee-pee !」だよ。「考えるな!飲め」と「おしっこ行ってくる!」だもの。この映画の質が分かる。
       ST
いっぱい書いてみたいあほらしさがあるのだが、ジェシカ嬢に絞って書く。

狂った無人ステルスを追尾中、事故で脱出することになるジェシカ嬢。間一髪、パラシュートで地上に降り立つが、そこは北朝鮮。当然、朝鮮人の兵士が追いかけてくる。それをなんの知恵も使わずただ走って逃げる。

捕まりそうになると、持っている強力な銃で殺しまくる。そうこうしているうちに、ジェシカ一人を助けるために、ものすごい税金を使ってステルスが超低空飛行で北朝鮮に侵入する。国境警備隊を爆撃し、韓国へジェシカたちを逃がす。なんの罪もない朝鮮人が何百の単位で殺される。朝鮮人蔑視だ。

そのほかにも、タジキスタンの犯罪者たちを殺すのはまあよしとしよう。その結果民間人が1,000人規模で放射能に汚染されるけどかまわないんだな?ロシアの領空を侵犯しそうになって、ロシアの戦闘機が追尾してくると、ロシア機も爆破する。ロシア人は殺してもいいんだな?

アメリカ人でただ一人死んだ男の葬儀は盛大に行われる。狂ってるよね。ジェシカ、泣いたりして。バカだねぇ。

知性を麻痺させなくては見ていられない映画なのだ。しかもこの映画は、英語がしゃべれるというだけで(書けないかも)知性ゼロの人間に、空軍に入るように促す国威発揚映画になっている。怖いね、さすがにアメリカは。考えるな!とにかく空軍に来い!だもん。

ジェシカのようなゴージャスな美女もいるしさあ。偉くなったらタイにだって行けちゃうよ!アジアのかわいこちゃんなんてすぐ口説けちゃう。ジェレミー・フォックスが、タイのグラマーな女の子をナンパする場面には怒りがこみ上げる。(まあまあ。アホ映画だから・・・・)。

タイで休暇を過ごすジェシカたち。意味もなくジェシカは半裸になる。ごっつい水着姿がすさまじい。アメリカのマッチョはやっぱ違うなあ!あれがセクシー・ナンバーワン なんだから。ものすごい腕と背中の筋肉ですよ。顔は俺のおばさんだし。ひくわーーー。

航空自衛隊のパイロットに知人がいた。訓練中、海に落ちて死んだ。そいつが言っていたが、マッハの世界では思考できないのだそうだ。考えて逡巡すると、恐ろしい距離が飛び去っていく。マシンになって反射で行動するしかない。日本列島を10分ぐらいで北から南まで飛べるんだもんね。「Dont't Think !」という言葉はリアルな言葉だ。そうやってイラクでもどこでもアメリカ人は飛んでいくのだ。考えていたら原爆なんか落とせない。判断なんかしてはいけないのだ。兵士というものは、人間性を削り取って機械になるしかない。そのような恐ろしさを、このとことん非知性映画から感じた。

書き忘れたが、ジェシカさあ、もっと仕事選べよな!出たらまた見るからな!期待してるぜ!!
<なぜかマッチョ口調になっちゃう(笑)>

オーランド・ブルームのエリザベスタウンに出ていますね。キルスティンが出るので見ようかな、と思ったけどジェシカも出てるなら見るの決定。