帰ったら、寝るぞ、寝る!寝る!
もう今はなんも考えない。


もう、すんごい疲れた!
どんくらい疲れたかって、
何年ぶりかに吉野家に入ったくらい(≧▽≦)
人生で2、3度目です。
会社の女子たちが徹夜明け
「朝の6時からビールが飲める!」って
吉野家に繰り出す姿見て
「すげぇ」って感心してたんだ。

そんなときは映画で現実逃避。
たぶん、今年最後に観る映画ってことで
『カールじいさんの空飛ぶ家』

おすぎじゃないけど
「観なさいっ!」 以上。

子ども大嫌い!なあたしが「子ども欲しいかも」と
子宮をさすった
(妄想) 『モンスターズ・インク』
学研の「○年の科学」でミジンコも育成できなかった
あたしが熱帯魚買おうかな?と血迷った
『ファインディング・ニモ』
(これは木梨と室井滋の吹き替えのほうが好き)
厨房のネズミさえ
『WALL-E』では、自分のI-podさえ
愛おしく思えた、もう外れなしのピクサーブランド。

映画史上、最高のアニメ映画の金字塔を
自らの作品で打ち破っていくから、すごすぎ!!


『カールじいさんの空飛ぶ家』
あたしにとっての『千の風になって』でした。
この曲を何千人とかで歌うイベントは
幼稚園や小学校の運動会で
『世界に一つだけの花』を流すくらい
気持ち悪いけど。
だ・か・らーー普通の人は
「オンリーワン」なんかになれないんだってば!
競争心を幼いころから養わなくて、この先の人生
どうやって生き抜いていくんだろ?
SMAPはこの先、何度紅白でこれを
歌うのだろうか。
ヒット曲がなくてもトリを飾る
和田アッコの域に入ったよね。
さゆりちゃんの『天城越え』とかと一緒)

もうね、最初の10分から涙腺ヤバかったんだ。
うちの両親は、いっつもふたりで旅行の話をしてて
いろんなとこ行って、今は亡き父が行きたがって、
でも叶わなかった場所を母が旅してる状態なので。
それに、今夏にガンで死んじゃった学生時代からの
親友に、今年は年賀状出さないんだなぁ、とか
思ってたところだったので。

「つまらない話だけど…、つまらないことほど
思い出に残ってる」
って、セリフでダッーーー。
(猪木じゃなく)

そしてピクサーがすごいのは、そのまま
「瞳をとじて~♪」と高らかに
お涙頂戴モードに突入する訳でなく

アニメーションならではの鮮やかな色彩と、
冒険と、アドベンチャーに繰り出すところ。


そして生きていくために、前へ進むために
憧れだった人も、思い出のモノさえも捨てていく、
その姿を見せていくの。


あたしは聖子より明菜ちゃん派だったので
恋に落ちると、その日から《終わりの日》を
想像するの。
若かりしころは「いつか来るその日に
怯えるのなら…」と自ら、別れを切り出したり。
さすがに今の相方さんとは10年一緒にいて
あんまり考えたりしないけど
どちらかが、息絶える《終わりの日》も来るわけで。
そんなとき、この映画をまた観たいな。
彼に観てほしいな。