【プラットホーム】
改札をくぐり敬語を放棄して私を終える俺を始める
階段に靴音幾つ重ねても我が道を行くエスカレーター
「左側通行でお願いします」自分に言い聞かせるかのような
トンネルの見える場所なら穏やかに呼吸が出来るような気がして
夕焼けの匂いに染まる八号車 降りる、降りない、占っている
踏切は教えてくれた「サヨナラ」は届かなければ意味がないよ、と
急行の止まらぬ駅にポツポツと人の形をした影の咲く
目的地なんて何処でもいい 風は時の終着駅にて眠る
白線の内側は夜 外側も夜 ひたすらに誠実な夜
改札をくぐり明日の背に触れて考えているやさしさの意味
どうも、僕です。
先日、23日は文フリ。
所属グルっぽ〜やまとうた〜にて
参加、遊びに行って来ました。
この日の為に作られた短歌の小冊子「そらみつ」こちらに寄せた連作10首です。
収録されている短歌が素敵なものばかりで、なんというか、恥ずかしいといいますか…そんな中に一応加わらせて頂き感謝です。
その〜やまとうた〜にて、もうすぐ歌会も開始。参加したいけれど…心配だなぁ…