森川葵＆菅田将暉が多治見市に!?
映画『チョコリエッタ』の撮影現場に潜入！
雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍し、今夏、主演映画『スクールガール・コンプレックス～放送部篇～』が公開された注目の若手女優・森川葵と、映画『共喰い』『男子高校生の日常』『陽だまりの彼女』など、主演＆出演作が目白押しの若手実力派・菅田将暉。今もっとも期待を集める2人が、9月某日、岐阜県多治見市で映画の撮影をしているとの情報を入手。現場に潜入してきた！
撮影中の映画は、風間志織監督が『せかいのおわり』以来9年ぶりにメガホンをとった『チョコリエッタ』。原作は大島真寿美の同名小説で、幼い頃に母を亡くし、心の支えだった愛犬も失った女子高生・知世子と変わり者の先輩・正宗が、映画を通じて出逢い、再生していく姿を描いた青春映画。「10代の頃に映画に救われた」と語る風間監督の「今の子供たちにとって、この映画が小さな希望になれば」という願いが込められている。
撮影は8月下旬から9月中旬まで、愛知県名古屋市、三重県でも行なわれ、この日、多治見市の山道で撮られたのは、バイクを押しながら歩く正宗（菅田）が、後ろから追いついてきた知世子（森川）をバイクに乗せて走り出すシーン。お揃いのつなぎを着た森川と菅田は、撮影の合間も楽し気に笑ったり、セリフの確認をしたりとてもいい雰囲気。ドラマ「35歳の高校生」で顔を合わせていたこともあってか、すっかり打ち解けた様子。髪をベリーショートにカットして本作の撮影に臨んだ森川について「リハーサルの時からチョコリエッタ（知世子）だった」という菅田。「（正宗として）知世子に会うのがすごく楽しみだった」と話す。
風間監督はそんな2人の空気感を活かしつつ、目線の配り方やセリフのトーンについて意見を交わしながら丁寧に演出。役者からの信頼も厚く、森川は「監督はすごく細かいところまで見てくれている」と話し、菅田も「よ～い、スタートの声が可愛いんです。それにカメラ越しじゃなくて、ちゃんと現場で人物を見てくれているのが嬉しい。でも一度、監督が映ってNGになったこともあったんですよ（笑）」と、微笑ましいエピソードを披露してくれた。
東海三県で撮影が行なわれたことに加えて、原作者の大島と主演の森川が愛知県出身だというから地元民は特に注目！ 映画『チョコリエッタ』は2014年夏公開予定。
★『チョコリエッタ』2014年夏公開予定
TEXT=尾鍋栄里子 (C)寿々福堂
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