ブラフ系アナログカードゲーム「最後の探偵」
電話で嫁さんから「ご飯を炊いてちょうだい」と連絡が入り、張り切って準備して炊飯器のスイッチをオン。炊きあがったので蓋を開けほぐそうとした時に水を入れ忘れていることに気付いたもっちです。こんにちは。一口食べてみたら、前衛的な食感でした。帰ってきた嫁さんからはぶりぶり怒られました。これはある日突然送られてきたツイッターのDMから始まりました。なにやらゲームマーケット2018秋で自作のアナログゲームを発表する方からのDMでして、なんとそのゲームデータを無料で公開してくれるとの事。公開先のアドレスも表示されておりましたが、なんか「無料って怪しくね?」と躊躇してしまいました。もしリンク先からウイルスが送られてスマホの内容をハッキングされ、私のマニアックな性癖や、個人情報や人に見せられない画像やマニアックな性癖が全世界にばら撒かれたら日本で生きていけなくなってしまいます。しかし好奇心に負け、クリックしたら普通のPDFファイルでした。ゲームの説明や後半はカード類が表示されていました。自作カードの作り方も丁寧に説明されてたので、その通りに作ってみました。100均でトランプを2セット買ってきて、切り取った印刷されたカードと一緒にスリーブに入れることで完成なのですが、トランプの横から少しでも印刷されたカードがはみ出たら何色のカードなのか分かってしまうので、トランプに糊で貼りつけました。地味な反復作業が大好きなので苦にはならなかったです。以前ドミニオンを拡張含めて大人買いしたのですが、スリーブに入れてかどまるプロですべての角を取った時は(3000枚以上)さすがの私も病んできましたが。カードの角取りで筋肉痛に悩まされもしました。話が逸れました。どんなゲームなのか説明書をよく読んでみると、2~6人でプレイ出来るブラフ系のようです。事件が起こり探偵が呼ばれ、その探偵たちをプレイヤーが演じ、全員のプレイヤーには「物的証拠」が握られており、その「物的証拠」を追及されてしまった探偵は犯人とみなされ敗北してしまい、最後まで敗北せずに残ったプレイヤーが勝者となるようです。結局無実だったのは「最後の探偵」ただ一人。流れとしましては、初期手札を7枚配布し(内4枚は全員同じ組み合わせ)、ターンプレイヤーはその中から1枚を裏向きに場に出して「証拠隠滅」します。残りのプレイヤーは「パス」か追及/証拠カードをプレイし「追及」を選択します。「追及」がプレイされた場合裏にして場に置いてあるカードを表にし、それが「追及/証拠カード」であった場合はターンプレイヤーは敗北してしまいます。「追及/証拠カード」では無かった場合「追及」したプレイヤーはペナルティとして少し不利な状況になってしまいます。全員がパスするか、誰かが追及するかのどちらかでラウンド終了し次は右隣のプレイヤーがターンプレイヤーとなります。これを繰り返し生き残るゲームのようです。カードの説明「追及/証拠カード」ターンプレイヤーの証拠隠滅したカードを表向きにすることができます。表向きにされたカードが「追及/証拠カード」だった場合、ターンプレイヤが脱落し、ターンプレイヤーを敗北させたプレイヤーにはボーナスとして「追及/証拠カード」を好きなだけ捨て、山札から捨てた分カードを引くことが出来ます。(基本的に「追及/証拠カード」を捨てるとゲームに敗北してしまいますがこの時だけ敗北せずに捨てることが出来ます)全プレイヤーにとって勝利するためにはいかにこのカードを減らすかにかかっているようです。「シロカード」何も効果がなく、自身の無実を証明するカードです。「鑑識カード」ターンプレイヤーは証拠隠滅時に表向きでも裏向きでも出すことが出来ます。表向きに出したときと追及を受けて表になったときに効果が発動します。あなた以外のプレイヤーはターンプレイヤ時に出す証拠隠滅のカードを表向きに出さなければいけなくなってしまいます。すべてのプレイヤーの手札が0枚になって新たな手札になったときに効果が終了します。表にして出した「追及/証拠カード」でも追及を受けなければ敗北しません。「アリバイカード」ターンプレイヤーは証拠隠滅時に表向きでも裏向きでも出すことが出来ます。表向きに出したときと追及を受けて表になったときに効果が発動します。全てのプレイヤーは全ての手札を公開しお互いに確認します。「黒幕カード」ターンプレイヤーの証拠隠滅時に、裏向きに置かれたこのカードに追及を行ったプレイヤーは敗北してしまいます。カウンターアタックですね。「サイコパスカード」2種類の使い方があります。①ターンプレイヤーの証拠隠滅時に裏向きに置かれたこのカードを追及してしまったら、手札を全部捨て、山札から捨てた分だけ引く。その後追及失敗のペナルティを受ける。②あなたがターンプレイヤー時に証拠隠滅した「追及/証拠カード」が他のプレイヤーに追及されてしまった場合、このカードを手札から見せることで追及を無効にすることが出来る。ドミニオンの「掘」みたいですね。その後、あなたは全ての手札を捨て、山札から同じ枚数のカードを引く。プレイした感想ですが、一見正体隠匿のようですがその要素は全く無くいかに「追及/証拠カード」を減らして有利に進めていくか。「追及/証拠カード」を証拠隠滅した時にいかにとぼけられるか。いかに相手の裏をかけるかなどが面白さなんでしょうかね~ゲームデータを無料配布していただけたということで、本当に微力ですがここで紹介させていただきました。ゲームデータでは拡張カードもありましたが、ここでは割愛させていただきます。是非興味をもたれた方は自作してプレイしてみてください。愛好家必見カレーのボードゲームさん素敵なゲームをありがとうございました。2018年11月25日にゲームマーケットにて発表されるようです。http://gamemarket.jp/booth/gm2672/ここのリンクからゲームデータのDLが出来ます。http://sp.nicovideo.jp/watch/sm32512831