ここ数年、サマープログラムで
一週間の集中講座であった「狂言」のクラス。
去年の四月からレギュラープログラムでも新設され。
6クラスの指導に出向いています。

先週から
新年最初の授業が始まったところではありますが
2014年度の最終授業日を迎えるクラスもあり
一年最後の授業では、
日頃、送り迎えをし、
待合室もモニターでお子さんの様子を
見守ってくださっている保護者の皆さんを交えて
ワークショップを。

見るのとやるのでは大違いです。
狂言の稽古は地道です。
正座の時間が長かったり、
一つ一つの動きがゆっくりだからこそ
型が美しくないと、先に進みません。
特に僕が細かいので…。
体験を通して、普段のお子さんの頑張りが
更に実感していただけたのではないでしょうか。

どんなことを心がけて取り組んでいるのか、
また、狂言を通して何を受け取ってもらっているのか
少しでも伝わっていれば、嬉しいです。

お子さんが見本となり
教えてあげる場面や
「意外にキツイね」と、言葉を交わしていたり…
親子でニコニコ、恥ずかしそうに頑張る様子も
微笑ましく有意義な時間にしてもらえたと思います。


昨日が連続3コマ、今日が2コマ。


先生方、アシスタントの皆さんの協力を得
そして何より
頑張る子どもたちの姿と成長を楽しみに
頑張ることができました。

年の初めということもあり
それぞれのクラスで
「稽古始め」として取り組んだ時間も
この一年の前向きな成長を占うような
やり直しのない、集中した
素敵な時間でした。


これからも
頑張ろう!

狂言から何か一つでも
学ぶ事を見つけてもらえるなら!
嬉しいから。