三井寺の正式名称は長等山園城寺
千百余年の歴史を持つ天台寺門宗の総本山です。
重要文化財に指定されている大門(仁王門)は現在修復中(11月まで)
仁王像は近代美術館で開催中の「神仏います近江」特別展に出張中。
後ほどまたレポします♪
この門を入ってすぐ右手にあるのがこちらも重要文化財の釈迦堂
室町時代の建築で清涼殿を下賜された物とも伝えられ
食堂として移築したものだろうと言われているそうです。
ご本尊は清涼寺式釈迦如来像
仁王門からまっすぐ正面を進み 登ると
本堂の 国宝 金堂 です。
ご本尊は天智天皇の御念持仏と伝えられる弥勒菩薩で
桃山時代の名建築 豊臣秀吉の正室 高台院(北の政所おね)による再建だそうです。
こちらの敷地には近江八景三井の晩鐘で有名な鐘楼が
日本三銘鐘のひとつで日本の音風景百選にも認定された重要文化財
ラッキーなことに丁度こちらの鐘の音を聞くことができました!
金堂の西側には閼伽井屋 三井の霊泉が。
この三井の霊泉はこのお寺の通称三井寺の由来となったもの。
三井寺という通称は
天智天皇 天武天皇 持統天皇がこの寺に湧く霊泉を産湯として使ったということから
「御井(みい)の寺」といわれたのが三井寺になったといわれていて
その三井の霊泉がこちらです。
そして通常非公開の国宝 勧学院客殿 の拝観も。
中は撮影禁止、荷物の持ち込みも禁止です。
以前カメラをふすまにぶつけ国宝を破いてしまったという恐ろしい事態がおこったそう。
なので中の写真はありませんが
桃山時代初期の書院造で美しい庭と狩野永徳の嫡男狩野光信の見事な障壁画を間近で見ることができます。
上座に座って広間を見渡すとすごく広々見え
えらい人の気分を疑似体験。
勧学院客殿はキリン生茶の撮影にも使われたそうで
松嶋菜々子さんがお茶を飲むCMを覚えている方もいるかな~。
こちらは一般公開はしていませんが特別拝観の受付を往復はがきで受け付けています。
1)特別拝観志納金
入山志納金とは別に、光浄院、勧学院とも各600円(一人)が必要になります。
※各客殿とも当寺の者がご案内いたします。
※授与品として絵はがき2葉が付きます
2)特別拝観の申し込み方法
※拝観時間は9:30~15:30
※3名様以上に限りますのでご注意ください。
時間がなくて見学できませんでしたが西国三十三所第14番札所の観音堂などもあり
またゆっくりと訪問したい御寺です。
そうそう、こちらの本堂の奥にあるお土産がすごく可愛いものやオシャレものがあっておススメです。
私もこちらでお買い物しちゃいました♪
またそちらもご紹介しますね~。
夫はまだ行ったことがないとうので
また一緒に訪れたいと思います♪
三井寺(園城寺)
大津市園城寺町246
(三井寺駅徒歩10分)
拝観料 500円
8時~17時 無休
P 350台