「マリア・ルス号事件」
の舞台を観劇してきました。
会場は横浜開港記念会館
普通の劇場と違うのでちょっと見づらい部分はありますが
レトロな雰囲気が舞台の内容とあっていて
とってもよかったですよ♪
今回の舞台の題材
マリア・ルス号事件というのは実際にあったお話だそうで
明治初期に横浜港に臨時入港した
ペルー船の「マリア・ルス号」から奴隷として売られていく
一人の清国人(中国人)が助けを求めて逃亡し
それをイギリス艦隊が保護した事から起こった事件。
当時まだ国際化社会に入ったばかりの日本が
条約締結もしていないペルーとの人道的問題を前に
どう対処するか。
反対派がほとんどを占める中で
当時の外務大臣副島と神奈川県権令の大江卓とそれに賛同する人達が
232名の清国人たちを救ったお話です。
こんな事件があったのはまったく知らなかたんだけど
これは清国の人を救っただけでなく
この事件を解決したことによって
日本の中にあった実質的な人身売買制度(遊女)が見直されることにもなったらしく
日本国内においても大きな意味のあった事件だったんですね。
この時代にこの事件を見てみぬふりをせずに
解決しようと奮闘した人達はとても素晴らしい。
とてもいい舞台を見ることが出来ました♪
舞台は90分と短いものだったので
観劇の後は横浜の夜を散歩してきましたので
またそちらも書きますね~^^