田舎(過疎地域)移住の建前とホンネ? | 古民家・旧車バイクでいこー 欠品・トラブル・災害に負けるな2 (統合版)

古民家・旧車バイクでいこー 欠品・トラブル・災害に負けるな2 (統合版)

 気に入って手に入れた乗り物がずいぶん昔の産物。 
 見放された私と似たもの同士の家・車・バイクと付き合う。 
 そして色んな事に挑戦する冒険者としての生き様もここに綴る

田舎生まれの私が都心に住んでから永い時が流れた
上京した時はただ漠然と

「いつかは故郷に還るよね」

と思っていたが
岩手の実家はもう無いし
地元の関係もだいぶ薄れてしまった

そうは言っても
やっぱり田舎が恋しくなる
で、田舎の賃貸や売り物件を探し始めた


「地方の物件」 ではなく 「田舎の物件」 を!



ここで第一の壁にぶつかる

過疎!過疎!と騒がれている割に物件が出ない
現地に出向いて不動産の人や現地住民に聞いてみても

「あっちも・・・こっちも・・・人は住んでいない」

というが貸したり売ったりはしていない
そこで、
移住補助など過疎地域移住の支援をしている役所にアタックした

浜松市役所の田舎暮らし推進事務所

平日に休みを取って都心から300キロ近い距離を移動した


そこで役所の担当者と会い話をした
担当者は色々心配してくれて良い人であったが・・・
話の内容を要約すると

「移住は考え直せ!」



と延々と言われたような物でした

過疎地域の集落住民は
進んで移住受け入れを望んでいないようだ


小さいながらも集落故
個人が勝手に動く事は抑制され
集団の意思を尊重しなければならないし
密接なつながりを部外者に荒らされたくないのだろう
こっそりと近隣住民に知られないように売りに出す所もあった

そしてTV(我が家にTVはないので聞いた話だが)
などで田舎暮らしがもてはやされて、良い面だけをみて来る人が後を絶たないらしい

それで
役所の方針(意見?)としては



・ 人生設計をよく考えろ
・ 田舎はあまいもんじゃない
・ 人生いろいろある
・ 集落の住民のご機嫌を取れ
・ 仕事は大丈夫なのか
・ 物件の紹介はしない
・ 地域住民との橋渡しもしない




・・・ ヽ(;´ω`)ノ

まったくお役所ってヤツは・・・
自殺者の説得並みに移住断念について語ってた

結局、自分で現地へ何度も通って
数年単位で地域住民と仲良くなって
現地住民から物件を紹介してもらえってさ~

小さな集落の家族(住民)になるには両親(先住民)の説得が必要
だから、なぜここ(集落)が好きか
みんなを幸せにしてくれるかを問われるんだな



第二の壁

住居の購入について

過疎地域は古くからの土地が多いため
土地や家屋を取得しようとすると
土地の境や所有者が曖昧だったり
再建築が不可だったりと様々な問題が立ちはだかる

そして一番の難関は

住宅ローンが使えない

ってコトじゃないだろうか

家屋が築50年とか100年とかもざらの過疎地区

決して安くない
500万~2000万近い金額を現金で払える人って
わざわざ過疎地域に移住して復興しなくても別荘で良い



まぁ
そうは言っても 田舎暮らししたいから
気長に調査しつつ移住先を探し中