8月4日(月) | 元木昌彦の「編集者の学校」

元木昌彦の「編集者の学校」

「FRIDAY」「週刊現代」「オーマイニュース」など数々の編集長を歴任
政治家から芸能人まで、その人脈の広さ深さは、元木昌彦ならでは
そんなベテラン編集者の日常を描きながら、次代のメディアのありようを問いただす

 夕方から、アルファ通信の豊田勝則さんと、日刊ゲンダイの二人、ゲンダイ関連会社「ノンコム」社長で、私の仲人の杉山捷三さん、ライターの服部みゆきさんらと、中野新橋の割烹「てっぽう」へ行く。ここは、貴乃花部屋の近くにある、雛には希な名店だ。

 野球好きな鯔背(いなせ)な親父(私より年下で、見た目はかなり若い)が、素晴らしい包丁遣いで、美味い刺身を出してくれる。

 6人で、奥の小座敷に入って盛り上がっていると、見知った顔が入って来るではないか。

 古くからの友人で「週刊現代」記者の中里憲保さんで、後から、講談社のO氏、F氏、Y氏が続々。聞けば、中里さんの新著「壊れた福祉」(講談社刊)の出版を祝う会だそうだ。

 奇遇である。久しぶりの中里さんと、「週刊現代」の現状について語る。終わってから、杉山さんに誘われて、近くでもう一杯。いやいや、この人は古希になっても元気な人だ。