『15.4.30 多摩川な午前 ＆ 多摩川な午後』

さて今日はスピンキャスト、アブマチックの出番だ。

４月２１日に府中にやってきたアブマチック１２０。最小アブマチックのデビュー戦は多摩川！

ここでオープニング。

「トライブクルクル」OP、２０１５年ハンサム団テーマソングです。

午前９時過ぎ、チャリで京王線武蔵野台駅東の踏切を渡る。

ん？

今日は木曜日だぞ仕事仕事！

と言いたいとこだが、３０日は５週目。花峰は５週目はお休みなんだよね。昨日も５週目だったけど仕事をしたので、今日は臨時休業を貰ったのだ。

なので今日は１日たっぷり時間があるのである。

武蔵野台の坂を下って車返団地を抜けると、

僕のホームともいえる稲城大橋に出る。

僕の多摩川釣行は大物釣りは稲城大橋、小物釣りは小柳の瀬ってパターンが最も多い。

もう今年で多摩川６年目に突入するのかあ。。。

↑
アブマチック１２０。

１７０なんかと違って手の中にすっぽり収まるサイズ。これは使いやすそう。

しかし僕の道具デビュー戦ってのは「ほろ苦いデビュー」ってのが多いんだよな・・・。

この日も開始から１時間経ってもかすりもしない・・・。

囮のパンをいくら流しても虚しく２００M位下流の瀬へと消えていく。

ごくたまに瀬の直前で鯉が食っているようにも見える。距離にして１５０Mくらい。

「やってみるか」

アブマチック１２０には４号ナイロンが巻けるだけ巻いてある。

ラインを出し切る覚悟でモ式（僕が作ったコ式）を流そう。

もうモ式が見えないぜって距離で水しぶきがあがった。

と同時にラインが一直線に伸びて来て竿を曲げる。

これは掛かった！！！

しかしゆうに１００Mはラインを出している。巻くのに時間がかかった。

プリセット式のシンクロドラグはというと・・・。

相手がコイだからか、胸ポケットに入れた１０円玉で微調整しながらでも戦える。

シンクロドラグの滑り出しもこの子（この個体）は抜群にいい。滑らかに作動する。

↑
アブマチック１２０の最初の獲物は７０㎝ちょいの鯉。

これは幸先がいいわあ。

次はすぐに来たぞ！

また遠距離でヒット！

こりゃ可愛いサイズ。

今度は近くでヒット！

これまた可愛いサイズ。

僕が所有するスピンキャストのデビュー戦でこんなに釣れたことは無かったんじゃないかって勢い。

このアブ町は「幸運艦」になる予感。

鶴見川遠征でも旗艦はこの１２０かな？

ここで待っていれば漁協監視員の清水さんに会えるかなと思っていたが会えなかったなあ・・・。

もうお昼なのでいったんお家に帰ろう。

まったく胸が熱くなるな

じゃない、まだ今日は続きがあるんだよね。

お昼ご飯を食べてお昼のワイドショーを見てからのんびりの再出動。

今度は京王線多磨霊園駅東の踏切を渡って東郷寺の坂を下る。

是政のさえきを過ぎて、

是政橋を渡って多摩川右岸へ。

敢えて左岸を釣る、なんて言葉があるが、右岸。

ここはやるならセオリー通り右岸。

テトラの上には先行者あり、しかもフライフィッシャー。

あれ？

前回フカミズ君と遊んだ時に居たフライフィッシャーだ。

階段を降りて少しだけ話をした。

ここで鯉を狙っているらしい。

なので僕は彼の下流でバカッパヤ（オイカワ）を狙う。

タックルはイーグルクローのフェザーライトFL300、６フィート６インチにフル―ガーメダリスト１４９２（アクロン市製のヴィンテージ）。

今日はどうかな？

釣れました！

フライでオイカワ、多摩川で遊ぶなら５月～１２月までだけどとっても面白いです。

ここでオイカワをバンバン釣っていると、さっきのフライフィッシャーに声を掛けられた。

「さっきから見ていたけど綺麗なフォームだね、ラインがゆったり伸びていく。誰にフライを教わった？」と・・・。

そこで僕は迷わず答えたんだ。

「リバーランドのオヤジに教わりました」（公園で１時間ほど・・・）

「おお、そうか」

ってきっと知らないでしょ、そんな人。