15.4.17 多摩川出撃!!!(スピンキャストでナマズ)
「よし!準備は出来た!」
出動が一日遅れたのが気がかりではあるが、ここはテツの情報を信じて突入なのだ。
用意されたタックルはミスタードンにアブマチック140、ラインはナイロン12ポンド、18グラムのスプーン。予備のリールはアブマチック170。
2015年4月16日の夜の事である。
さてここでオープニング。
「トライブクルクル」OPです。2015年ハンサム団テーマソングです。
日曜朝7時~テレビ朝日で放映中です。
みんな僕と一緒に天宝院ユヅル目指そうぜ!
「ニイタカヤマノボレ0417」
2015年4月17日(金)、午前4時40分、ハンサム団本部から第一次攻撃隊発進。
遡ること一日、4月16日の早朝、テツからLineが来た。
「鯰の大軍です、物凄い数です、並んでいます」という情報がもたらされた。
しかしこの日、僕の手元に多摩川を攻撃できる装備がなかった・・・。
最近の僕はフライタックルを枕元に置くだけで、その他のタックルは全て実家の納戸に格納している。
そう、ハンサム団館(はんさむだんやかた)は全くといっていいほど無防備なのだ。
なのでこの日の攻撃は断念。
仕事後にスピンキャストタックルを自宅に持ち帰って準備をしたのだ。
チャリで多摩川を目指し、是政橋を渡る。
もう何回この橋を渡っただろうか、それにしても久しぶりの多摩川。
時刻は午前5時ちょい前。この時間でも、もう寒いということはない。
いい季節になったのだ。
もう何度となく書いたが、僕の親父は1940年に高円寺で生まれ、戦争中は新宿歌舞伎町で過ごした。
呉服屋のボンボンで古美術商を営んでいた祖父が戦後の混乱を泳ぎ切れるわけもなく家は没落、新宿から府中へ都落ちしてきた。
親父が子供の頃の是政橋は木造で橋の上から飛び込んで遊んだそうな。
恒久から河原までの道はスイカ畑でそこでスイカをゲットして(そんなことしてはいけません)、川で冷やしてみんなで食べたそうな。
ちょっと覗いて見たい時代だよな昭和10~20年代。
が~~~~~~~~~ッ!
先行者あり~~~。
下流にも数人いる。
みんな頭にライトを付けて川を覗き込んでいる。
僕は日の出を確認してテトラへ。
言っておくけど、多摩川には漁業権が設定されているんだよね。
年券は雑魚券が2,500円、大物や鮎、リールを使ったタックルは5,000円。
そして遊漁時間は日の出~日没。
もう一回書いとこ「日の出~日没」
なのだ。
最低限、ルールは守ろうね。
多摩川アユの密漁で逮捕なんてニュースをよく見るけど、夜釣りも同じだからね、後ろに手が回らないように気をつけて遊んでください。
さて、先行者だけど、僕の姿をみて下流へあっさり移動していった。
これはチャンスだ!
その時は割とあっさり来た。
僕が入ってから20分くらい経っていたかな?
もう一人釣り人が現れた。
排水口でナマズを狙っているみたいだ。
↑
また来たぞ!!!
久々に我を失うような攻撃。
敵機動部隊に殺到する海軍航空隊の気分なのだ。
あとから来たお兄さんとお話する余裕も出てきた(ここ笑うところ)。
よく見たら彼はダイワのスピンキャストを使ってる!!!
これはST-20かな。
多摩川でスピンキャスターに出会うなんて珍しいのだ。
こんな可愛いナマズも釣れて、、、。
午前5時に攻撃を開始して6時までに5匹のナマズを釣っていた。
さて帰宅せずそのまま仕事場に入り、アブマチック140のフロントカップを外す。
包茎リールなスピンキャストは皮の内側がビッショリになるのだ。
これを
ローターやスプールも外してよ~く拭いて仕事が終わるまで陰干しだな。
んでシリコンスプレーをシューッと吹きかけて組みなおすと。
アブマチックはいいリールだなあ。
ノーベアリングでこのスムーズさって昔の機械の方が今出来より工作精度高いんじゃね?って思う。
それに何より、造形的に美しい。
この日の夕方、団員オギワラクンが同じ場所に攻撃を掛け、翌朝テツが攻撃をかけそれぞれ戦果を挙げた。
いよいよ多摩川の季節だな。
まったく胸が熱くなるな
女子団員は熱烈歓迎!
男子団員も嫌々ながら(ここ笑うところ)ひっそりこっそり募集中!
君の住んでる街の河で事件が起きたなら、ハンサム団まで知らせてくれたまえ。
(多摩川ハンサム団・団員ひっそり募集中)
入団資格
・年齢性別不問
・経験不問
・多摩川(及びその支流)、又は各自の近所の河川に釣具をもって出没できること。
・川(海も可)釣りが好きなこと。
・漁協組合員と喧嘩しないこと(法令遵守)
ハンサム団若松町出張所
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~motoki/
花峰窯ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kahougama
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