【講演録】「GABAN® スパイスドレッシング」消費者主導の時代における新たなる価値創造 | ラテン系企画マンの知恵袋

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(なお、本ブログは個人の責任で書いており、所属企業とは無関係です)

先週、イーライフさん主催のセミナーで講演させて頂きました

http://www.elife.co.jp/seminar/index.html


自分の講演の講演録ってのも、変な話ですけど(笑)


募集枠の80名が3日で埋まる人気だったそうです

ありがたいことです


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先日、実施後のアンケートも拝見させていただいたのですが、


■最後発での参入に際しての綿密なプランニングが参考になった

■様々なメディアを組み合わせた豊富な打ち手が参考になった

■単なるスペックでなく、情緒価値で勝負しているところがよかった

■食品業界にとどまらない異業種コラボが面白かった

■PDCAで検証し、仮説が外れたところは素早く軌道修正している

 ところが参考になった


等々


こちらが、伝えたかったことが、きちんと伝わったようで、

ほっとしています


イーライフさんのセミナーの良いところは、講演の後に

「ランチ交流会」があるところ


80人の前で手を上げて、質問するのは勇気のいることだし、

名刺交換の列では、後ろの人に遠慮して、長話はできない


そうした際、ランチ交流会のような場があると、話がしやすい

そして、こちらも、オフィシャルの場では言えない本音トークも

できる(笑)


講演する側も、講演して終わりではなくて、フィードバックを

もらいたいし、これをきっかけに新たなヒントを得たり、

新たな人脈に繋がったりと、当然、そういうことを期待している

訳でして


カップ麺の開発を担当されている方が「最後発での差別化」という

ところに興味を持って熱心に質問してくださったり、歯磨き粉の

開発をされている方が、「デザインでの情緒的な付加価値化」と

いうところに興味を持ってくださったり


あと、マス商材の宿命である流通突破

ここも、みなさん、同じように苦労されていました


会社は違えど、同じような立場で同じような苦労をされている

人とは、不思議と共感しあえるものです


某製菓メーカーのマーケターとも熱心に話し込みました


僕らからすると、お菓子業界は、商品の改廃が早く、

多品種少量型で、パッケージにも凝っていて、何より、

常に鮮度が要求される


調味料を基盤とする当社が最も苦手とする領域であり、

とても参考になります


これからも、こういう機会を利用して、もっと、もっと、

ネットワークを広げていきたいなぁとたくさんの刺激を

頂いた1日でした


最後に、イーライフの杉山さんが紹介されていた本の紹介です


モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク


講演を聴いていて、ものすごく興味を持ちました