マーケティング会議には、必ず社長も同席
基本的に、即断即決
自分のテリトリーに関係なく自由闊達な議論
「マーケティングとはリスクを取ること」が社長の口癖
新しい企画は成功するかどうかなんて事前に議論したって仕方がない
成功するように全力を尽くす etc.
こういう組織風土作りができれば、うまく行くに決まっています
前述した、「InRedを値下げして3倍売る」という話も、価格弾力性等の
ロジックは活用したものの、最後の決め手は、ロジックの説得力よりも
提案者の気合と情熱
そのように大きなリスクを背負った提案を全面的に任せられたら、
人間、死ぬ気で頑張りますよね
逆に、多くの会社では、誰もリスクを取りたくないから、
「ああだ、こうだ」事前に因縁ばかりつけて、なかなか判断しようとしない
減点主義で、どんどん企画のエッジが殺がれていき、
なんの特徴もない平凡な企画に成り下がり、提案者も原型をとどめない
企画を推進していくモチベーションが保てない...
こんな会社だったら、自分も、もっと活き活きと仕事できるのになぁ。。
という空気が、質疑応答を重ねていく中で、会場の中に形成されていくのを
強く感じました(決して、自社のことを言っているのではないですよ;笑)
もうひとつ、宝島社の強さとして感じたこと
それは、「きれいごと」を真正面から言い切ること
『日本の出版流通の仕組みは非常に優れている
みなに喜ばれるような商品・コンテンツを作って、その流通に載せていくことで、
みながハッピーになる。日本の出版業界は、まだまだ活性化できる
コンテンツの電子化は一切、考えていない。打倒、電子書籍!』
出版業界からしたら、まさに、救世主
この勢いにすがりたい人は多いことでしょう
ということで、僕自身は、桜田さんから、もの凄い元気をもらいました
すばらしいご講演、ありがとうございました!!