ソーシャルメディアマーケティング × ディールカーネギー | ラテン系企画マンの知恵袋

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(なお、本ブログは個人の責任で書いており、所属企業とは無関係です)

■ソーシャルマーケティングセミナーに参加(トリ日記)

http://ameblo.jp/ktori/entry-10467446502.html


PR会社のCOOを努める @ktori1127 さん

のエントリーが参考になったのでご紹介します


『ソーシャルメディアに取り組む際には、ディールカーネギーの

「あなたを好きになる6つのやり方」を参考にせよ』


という話


1)他の人に興味を持とう

2)微笑もう

3)人の名前をしっかりと覚えて活用しよう

4)良い聞き手になろう

5)他人が興味を持った言葉で話そう

6)他人が自分を重要だと感じるように、真摯に向き合おう


これ、すごく、共感です


とくに、1)他の人に興味を持とう


周りを見ていても、他人に興味がない人が実に多い

ブログや調査データの裏側に「人」を感じられない人は、

表面的にしかデータは読むことしかできず、

真のインサイトを把握することはできない


そういう人が、ソーシャルメディアに手を出すと、

一方的に情報発信する一つの道具としか認識しない

安く(他のメディアより)、情報発信できるんでしょ?

という感じ


あと、5)他人が興味を持った言葉で話そう


ソーシャルメディアには、コミュニティー毎に、「作法」がある

これも、1)ともすごく絡むのだけれども、やはり、他人に興味を持ち、

「どういう感情を、どういうコトバで表現しているのか?」

という事に関する、好奇心と想像力が欠如した人間は、

コミュニティーを上から見下ろし、「使ってやる」という

発想になりがち


そういう人間は、コミュニティー独特の言語を習得できなので、

結局、コミュニティーに受け入れてもらうこともできない


このあたりの話は、こちらの本にも詳しいです

使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション (アスキー新書)/須田 和博

そして、4)良い聞き手になろう


最近、すべてのソーシャルメディアの議論は、

ここに収束すると感じている


「グランズウェル」でも、最初に出てくるのが「傾聴」

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business Sc.../シャーリーン・リー

先日、アジャイルメデイアネットワーク の徳力さんからも、

米国でのtwitterの成功事例は、

この「傾聴」を目的にした事例が多いという話を伺った


いずれにしても、ソーシャルメディアを語るのに、

ディールカーネギーを持ち出した大柴さんのセンスに

感服です


人を動かす 新装版/デール カーネギー