【講演録】マスメディア化を目指し成長を続ける「ニコニコ動画」  | ラテン系企画マンの知恵袋

ラテン系企画マンの知恵袋

ブラジル仕込みの企画マンから書評、講演、実体験等、
最新のビジネスシーンから情報更新していきます!
(なお、本ブログは個人の責任で書いており、所属企業とは無関係です)

先週、ニワンゴ代表杉本さんの講演会に行ってきました

ニコニコ動画については、自らプロモーションをやった関係上、

良く知っているので、おさらい的な気持ちで聞いてきました


やはり、代表から直接熱い語りが聞けるというは良いですね


当社の事例も、ちゃっかり、紹介されていました

もちろん、講演後には、きちんと挨拶させて頂きました


今回、印象に残ったのは、以下の4点


■ニコ動以前の動画サービスは、一方向な情報発信インフラである

 「放送インフラ」的発想で、完成度が高く、つっこみどころがないモノを

 一方的に流しているけれど、双方向な情報交換が可能な「通信インフラ」

 を使うなら、もっと、コミュニケーションに力点を置いたサービスがあって

 良いのではないか?というのが、発想の原点


■コメントで荒らされることを危惧する声を聞くが、ほんとうに危惧しなければ

 いけない状態は、コメントが全く付かない無風状態

  ⇒これは、自らプロモーションをして実感しました

   投稿動画ではなく、「放送インフラ的発想」で作った既成の動画は

   驚くほど、コメントが付かなかった

   「好きの反対は、嫌いではなく、無関心」という話ですね


■政治チャネルが盛り上がっていること。

 政治家は、一井の人々の声が聞ける、対話できる貴重な場として、

 積極的に参加していること。膨大な「野次」にもめげず(笑)


■著作権対策というディフェンシブな考え方から、

 「ライツマネジメント」という考え方を導入し

 「著作権の管理でプロフィットを得ていく」と発想転換をしたこと