昨日はCOOKPADのメンバーと会食
佐野社長とは9月の商品開発の会でお会いして以来の再会
COOKPADは、日本最大のレシピ投稿サイト
45万のレシピを掲載し、520万人のユーザーを抱える
日本の10世帯に1世帯は使っているという巨大なリーチを有する
特にコアの30代では4人に1人のリーチを誇る
検索機能も充実していて、素材を入力して検索するという
使い方ができるので「この素材余ってしまったなぁ」とかいう
時にとても便利
「旬のキーワード」というのもあって、気が利いている
佐野社長は、これまたSFC出身(4期生とのこと)
偶然ですが、ここ数日、小川さん、経沢さんと、
SFC出身社長との会食が続いている
なので、テクノロジーには、物凄く強い
巨大なリーチを活かし、Web上のみでも十分収益化できるのに、
そこで満足せずに、リアルの世界をきっちり見据えて、
シナリオを錬っているところが、戦略家です
Web系コミュニケーションをメインで展開していく上での
最大の課題は流通突破
TVCMの様になじみがないので、効果イメージが沸かないし、
そもそもメカニズムも良く理解できない
なんとなくわかったとしても、上司にうまく説明できない
あるいは、説明するのが面倒くさい etc.
リアルワールドにおいて、こういった流通バイヤーの悩みを
解決しない限り、最終目標である「売り」に繋がらない
佐野社長は、COOKPADのテクノロジーと巨大なリーチ
を活かして、そこに、風穴をあけようとしている
バイヤーサイドも最大の悩みは
「店頭での効果的な非価格プロモーション」のネタが欠乏していること
なので、このアプローチが成功すれば、マルチWINの関係が築ける
「経営資源は有限なので、Bestなことしかやらない。Goodなことはやらない」
と明確な経営方針を掲げる佐野社長であるが、このリアルワールド攻略は
「特区」なのだそうだ
消費財メーカー/Webコンテンツ会社/PR会社/流通
という新たなタッグを形成することにより、マルチWINをベースとした
あらたな需要創造モデルを作り上げる
(ちなみに、COOKPADのPR担当は、元ビルコムの創業メンバー
だそうで、これまた偶然)
そんな、夢のある、楽しい会食でした