<オンリーロンリー グローリー>




そしてその身をどうするんだ 本当の孤独に気付いたんだろう

溢れる人の渦の中で 自らに問いかけた言葉(何でこんな風になっちまったんだろ?)


放射状に伸びる足跡自分だけが歩き出せずにいる (自分の殻に閉じこもる俺だ。)


死んだ心をどうするんだ(無気力な自分)

忘れた振りして覚えてんだろう(捨てた感情を)

突き放しても 捨ててみても どこまでもついてくるってこと(本当の自分の気持ちが)


闇に守られて震える身に 朝が迫る(暗い自分の部屋の、万年布団の上で、頭を抱えて、ただ死にたいとつぶやく)


置いていかれた迷子 遅すぎた始まり(今からでもいい?)

さあ なにを憎めばいい?

目隠しをしたのも 耳塞いだのも全てその両手(その通りだ・・・)


ロンリーグローリー 最果てから声がする

選ばれなかった名前を 呼び続けてる光がある(もう一人の自分)
オンリーグローリー 君だけが貰うトロフィー
特別じゃないその手が 触る事を許された光


そして僕らは覚悟した 本当の恐怖に気付いたんだよ(このままじゃ何も変わらない)

 隠れてみても 逃げてみても(家に引きこもっても)(嫌なことから逃げ続けても)

  いつかは照らされるって事(いつか区切りを付けないと)


位置について 息を吸い込んで 吐き出して合図を待つ(そう、ここからまた再スタートだ)

 笑われる事なく 恨まれる事なく 輝く命など無い(他人に嫌われたくない、好かれたいと思ってるうちは、自分の気持ちに素直になることはできない。)


眩しいのは最初だけ(何でもそうだな・・)

 目隠し外せほら(行動してみるんだ)  

  夜が明けた(鬱からの脱却を始める)



ロンリーグローリー 大丈夫 どうやら歩ける(確かに、また動き出せる気がする)

一人分の幅の道で涙目が捕まえた合図(合図?色んな人からもらった言葉かな・・・)

 オンリーグローリー 僕だけが貰うトロフィー(トロフィーって何だろ?存在価値?)

  一人に凍える この手が (鬱に凍える自分)

   温もりと出会うための光 (光は、もう一人の自分)


息絶えた 心を撫でた(なんでそんなにキズついてるの)

 殺したのは 他ならぬ僕だ


  傷跡に 雫が落ちた(人の言葉で) 動いたんだ 
   僅かでも確かに(また、生きていけると思った)


まだ生きていた 僕の中で一人

 呼吸をはじめた 僕とともに 二人で(鬱の自分と、もう一人の自分と、二人で)

僕らだからそれが見えた
 「おはよう、ごめんな、思い出せるかい」あぁ、やっと見つけたわ)

  孤独を知ったから また出会えた 孤独じゃない



歩き出した迷子 足跡の始まり 
 ここには命がある 選ばれなかったら 選びにいけただひとつの栄光(いつか時がくる?そんなのこねーよ!自分で作るしかねーんだよ!)


ロンリーグローリー 最果てなどないと知る
 この歩みよりも もっと速く 飛び続けてる光ならば オンリーロンリー 
  それこそが狙うトロフィー


特別じゃないこの手を 
 特別と名づけるための光(自分を受け入れる自分)