2日間、まとめちゃいましょうか?
まず結果、運命の分かれ道で分けた順位です。
1位 東海 2位 中大 3位 日体(インカレ4シード)
4位 明治 5位 筑波 6位 慶應(インカレ8シード)
7位 順大 8位 国士
9位 武大 10位 早大(入替戦)
11位 専修 12位 法政(降格)
インカレ16シードは、9位まででしたか……
結果は関東学連のサイト に掲載されています。
各種表彰の次点も下記の記事に掲載されています。
スタメンやレポなどは下記の記事に掲載されています。
10/15
A1 中央 1(21-25 22-25 25-19 21-25)3 国士
優勝がかかった中大と降格がかかった国士の対戦。
どちらにとっても負けられない試合ですが、序盤は中大が硬かったと思います。
国士が押し気味に試合を進めました。
千々木さんサーブ時の連続得点とか、国士のスパイクミス連発とか、途中何度か流れが変わる可能性もありました。
もったいないミスは、どちらのチームにもありました。
第3セットを中大が取ったときには、国士は筑波戦のように結局ひっくり返されるのかと思いました。
けれど、最後まで中大は……なんと言ったらいいのか……力が出せませんでした。
誰がということではなく、みんなが。
サーブレシーブが不安定だったり、トスが合わなかったり、1枚ブロックにシャットされたり。
自分たちのバレーを取り戻す力を、試合の中でみつけることができませんでした。
国士にとっては、本当に大きな勝利。
そして、降格争いはわからなくなりました。
B1 日体 3(25-14 23-25 20-25 25-21 15-9)2 順大
たぶん順大は、日体に対して苦手意識があるのだと思います。
それでもこの日は、第2第3と取り返して、日体ホームで勝利するかと思わせました。
でも、結局日体。
順大はツーセッターで開幕したような気がするのですが、→藤井→矢口。
これで安定するのか、また代わるのか?
日体は、しばしば試合途中で井口→渡辺、リベロは吉武さん1人で定着?
イロイロ理由はあるのでしょうけれど、今季はメンバーが代わるチームが少なくないですね。
A2 慶應 1(22-25 25-14 14-25 23-25)3 早大
翌日に対戦する国士の勝利を見て、負けられない早稲田は集中力がありました。
慶應は少しミスが多く、乗りきれない感じでした。
B2 東海 3(25-16 25-15 25-19)0 明治
中大が負けて優勝のチャンスが広がった東海も、モチベーションアップでしょう。
リーグ前半と比べると、安定したゲームができるようになりました。
明治は、ちょっと元気がなかったような。
第3セットにスタメンを代えるのは、パターン?
土曜日の第3試合は時間的に厳しいので、後ろ髪を引かれながら帰路。
筑波がベストメンバーではないようなので、もしや……という思いと、降格の可能性が高まった専修がどういう試合をするかという興味はあったのですが。
A3 筑波 2(25-18 23-25 25-21 23-25 11-15)3 法政
予感的中で、法政の初勝利でした。見たかったですね。
ストレートで勝つのはもちろんいいことですけれど、フルセットで勝てるというのは意味があることです。
今後につなげてほしいですね。
筑波は、出耒田さん抜きでも国士は振り切ったのですが、この試合はどうだったのでしょう?
2、3年生中心のチームだと思うので……
B3 武大 0(19-25 22-25 30-32)3 専修
国士の勝利で降格の可能性が出てきた専修も、負けられないということだったのでしょうか?
武大も入替戦圏内なんですけれど……今季は上位下位より相性や勢いで勝敗が決まるケースが多いのでしょうか?
「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」という言葉がありますが、私はキライです。
「気持ち」で勝てるものではないと思っています。
ただ、今季のような混戦では、「勝ちたい気持ち」を上手くコントロールできた方が勝利に近づけると感じました。
「気持ちが強い」だけでは、時としてマイナスに働いてしまいます。
「気持ち」をプラスの力として、プレーに乗せること。
訓練しなくてもできる人と、そうでない人がいますよね。
同じ人でも、できるときもできないときもあったり。
高校までなら「○○マジック」とかなんとか、監督が魔法をかけちゃうようなチームもありますけれど(笑)大学はやはり、選手たち自身で切り開いていくものなのでしょうね。
やっぱり長くなったので、最終日は別記事で。