10/31(土)に、北広島市大曲地区生涯学習振興会様主催の子育て講座をさせていただきました。
会場は大曲大谷幼稚園。園庭が広く、塀がなくてのびのびしていました。緑の芝に映える遊具はデンマークのコンパン。
私の勤務していた保育園もコンパンの遊具がたくさんありました。子どもにちょうどいいサイズで、遊びが広がったのを覚えています。
子どもの環境についてきちんと考えられているかは、随所にあらわれます。通していただいた園長先生のお部屋の窓はとても大きく、きっと子どもたちが話しかけにきているんだろうなと容易にイメージできる、あたたかい幼稚園でした。
土曜日の開催でしたが、学童のお子さんたちが講座中遊びに来るため、広いホールを使って7つのコーナー設定をしました。
普段は赤ちゃんのおもちゃを持参するのですが、今回は幼稚園が会場ということもあり、参加される方のお子さんは一番小さくて4歳とのこと。幼児~小学生が楽しめる、おもちゃの可能性を伝えたいと考え、準備していきました。
パズル・ラキュー・絵本・ネフの積み木・キュボロ・伝承遊び・ゲームのテーブルを設営。
講座は大人数でも少人数でも、なるべく皆さんに参加していただけるように、コーチングやゲームやを取り入れています。
このあたりは授業の構成と一緒。受け身だとあまり響かないと思うし、時間が長く感じられるので、聞いたり、考えたり、手を動かしたりを時間内でバランスよく配分していきます。
前半は我が家の子どもたちが乳児~小学生~現在まで同じおもちゃでどう遊びを変化させてきたのか、どんなおもちゃが子どもにとってよいおもちゃなのか、よいおもちゃで遊ぶと何が身につくのか、などを写真や資料を交えてお伝えしました。
後半は遊び&質問タイム。実際におもちゃで遊ぶ時間です。親子で楽しんだり、
大人どうしで遊んだり。
キュボロは幼児さんにはちょっとむずかしい。見えない部分の玉の動きまで考えて組み立てないとならないので大分頭を使うのです。
ちなみに私は苦手なので、子どもたちが作ったものを「すごーい」とみているだけで手は出しません・・・・。
子どもたちにも大人の皆さんにも楽しんでもらえて、私も充実感でいっぱいの講座になりました。
今回は去年依頼していただいた地区の、隣の地区からのご依頼で開催だったのですが、昨年の担当の方のことを思い出しながら会場に向かっていたら、会場に来てくださっていてとっても嬉しかったです。
去年は、おもちゃの広場とおもちゃ講座、はじめての同時開催。「どっちもやりたいです」とリクエストいただいて「できるかな」とちょっと不安の中、ふた部屋を使っておもちゃの広場とおもちゃ講座をさせていただきました。
自分にとっての新しいチャレンジは、いつもまわりからちょっぴり背中を押されることでやってきて、そしてそのチャレンジが成功するとまた次のチャレンジがやって来ます。
ちょっとずつ新しい世界に慣れていくのはとても楽しく、大人になっても人はどんどん成長できるんだなと実感しています。
大好きなおもちゃを通して、これからも人とつながっていきたいと思っています。