「私、もう彼とは別れます」
ダメンズ脱出の決意を固めたひとがいました。
だけど、彼女の前に大きな壁が立ちはだかります。
その壁とは・・・
「行かないでくれって、すがりつかれたんです。
お前がいなくなったら、俺はどうなるかわからないからな」
あなたが自立を決めたとき
立ちはだかるのは、ほかでもない彼自身。
ラブラブだったときのことがよみがえります。
それでも、別れないといけないのでしょうか？
あゆみです
自分には未来があることに気づき
せっかく別れを決めたのに
他でもない彼にすがりつかれ
決意が鈍るひとがいます。
こういう場合、すがりつくケースもありますが
ひとりになってお前はだいじょうぶなのかと不安をあおるケース
俺がこんなになったのはお前のせいだと責めるケースがあります。
いずれにしても全力で
あなたの自立を、あなた自身を全否定してきます。
決意が鈍りそうになりますよね。
どんなふうに止められても本質は変わりません。
まず円満に別れられることはないのだと知っておきましょう。
人間の心が一番動くのは失うときです。
彼はそんな真理を知ってか知らずか
あなたの心を揺さぶろうとしているのです。
どんないい方をされてもつなぎとめようとしているのだなと
冷静に受け止めてください。
それはそうです。
つっかえ棒がなくなったら
ひとは心もとなくなりますから。
あなたと彼は、これまで支え合っていたのです。
というといい感じですが
支え合ってプラスになるのではなく
足りないところを相手で埋めていたのですね。
彼はあなたを支配することで
足りないと思ってる自分の威厳を保ち
あなたは彼に支配されることで
自分の人生の選択をひとにゆだねていました。
そんなふたりが離れるとなれば
おたがい不安になるのも当然でしょう。
だけど、不安を受け入れ自立しようと思った！
すばらしいことです！
彼が吠えれば吠えるほど、
あなたの未来は祝福されていると忘れないでください。
支配するひと、されるひと。
実は引き寄せられあってるのです。
あなたと彼は、とっても似ています。
正確には、これまではよく似ていました。
支配するひとと、支配されるひとでは
真逆かのように見えますが
顔色をうかがわせるひと
顔色をうかがうひとはどちらも
ひとの顔色で自分の存在価値を図っています。
似ていないのは、ひとのことなんて気にしないひとです。
誰かが威嚇してもそのひとの問題ととらえるので
相手の態度で、自分の気持ちがざわざわしたりはしません。
実は・・・
ふたりには、おたがい支え合ってるという側面もありますが
この関係の裏には
戦いがあるのです。
ひとの顔色を気にして
動けなくなるひとは
ひとに否定されて終わりたくないんです。
ディスられて終わるのは負けた気がする。
彼から愛を勝ち取らないと
この縁が負けて終わる。
ここまでつらい思いをしても付き合ってきたのに
ここで最後にののしられて終わるなんて
なんだかすごく損をした気がする。
支配しようとするひとは当然
自分の支配下に置いた人間からもっと回収したい。
どちらにしても、関係を解消して
損したり、負けたくないんですね。
これ、顔色を見ないひとから見たら
相手が、ぎゃぁぎゃあ騒ぐほど溜飲が下がります（悪
「そんなに大切だったなら縁があったときに大切にしとけや」
心でつぶやきフフッと笑います。
顔色を見ないひとは
とっても強くて、ひとりでも平気なわけではないですよ。
すべてを断ち切り、ひとりになり
後ろを振り向かない決意をしたときの気分は
真冬にショートカットにするような感じでしょうか。
真冬にショートカットにすれば首筋はフツーに寒いですよ笑。
だけどやるのです。
次の一歩は、未来だから。
あなたの人生も、彼の人生も
ひとは自分の人生を自分で決めるしかないのです。
親に愛されなかった？
うちが貧しかった？
うん、みんないろいろあるよ。
何もないひとなんていないって。
迷いながら、傷つきながら、くじけそうになりながらも
ひとりで毅然と生きているひとに出逢ったとき
ひとは、生涯となりを歩きたいと思うのです。
来年はそんなひとに出逢おう！
あなたのしあわせを願っています
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