最近は 糖尿病内服勧めてます。 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。


以前は 糖尿病内服薬希望されない方には、食事療法と運動療法だけで診てましたが


最近 結構 薬,
強めに勧めてるような気がします。

「あ~ もりぞの め 金儲け主義に走りやがって」 と思わないでください。


薬飲みたくないひとに、 飲ませようとする 労力の方が 処方箋料(700円~1350円) より大きいです。
再診料と検査料だけで十分です。

まぁ 毎回入ってくるようになるかもしれないから 通院継続されれば そうでもないですが。
 
 

 


メトグルコとか αGIとか、やはり糖尿病に対して良いと思います。 だから診断されたと同時に、アメリカのように内服開始してもいいのかなと。
もちろん 食事療法と運動療法のほうが大切ですけど。


それで 最近患者さんに説明するのは

運動と食事療法だけでもいいですが、


例えばスポーツ選手なら、 努力と根性だけで やってみるという方法もあるでしょうが

 それだけでなく、最近の一流選手は、近代的な 設備を使ったりすると思うんですよね。




 糖尿病だって、 食事 運動 もちろん大切ですが、  近代的な 薬を併用してみてはどうでしょうか?
 
 

実際 私も HbA1c5.2~5.4%位ですが、太っているので発症予防のために 運動療法に加えて αGIという薬を内服してます。と



次に 確実に 来る 質問が 「副作用はどうなんですか?」って 質問です。


それには 副作用が起こる可能性が全くない薬はありません。

 
自動車を 考えてみてください。
  
 自動車事故(副作用)は 必ずありますが、便利なのでみなさん利用しています。



薬も、副作用はあります。死亡例の報告もあります。
(死亡例は、高齢者の高容量メトホルミンで、使い方が悪いケースがほとんどですけどね)



でも 私の処方で開業後で、糖尿病治療薬で命にかかわるような副作用が起こったことは今の所ありません。



次にくる質問が「だって一度糖尿病の薬のんだら やめられないんでしょ?」




それには、 食事療法と運動療法で 十分改善すれば 薬はいつやめてもいいし。
 糖尿病改善しなくても、薬飲むの嫌になったら いつでもやめていいですよ。 リバウンドはありません。 元に戻るだけですと。
(DPPⅣ阻害剤は 若干リバウンドすることありますが。)


こんな 感じで、 糖尿病薬 昔より勧めてます。





  
 超絶糖質制限 できる患者さんには 処方しませんが、 極わずかなので。





余談




インスリンも 痩せ形糖尿病には勧めますが

私が、それ以上勧めることができなくなる 患者さんの 一言


「お金がありません」



確かにインスリンすると お金かかるからね~


これ 言われると そうですか、じゃあ 今の治療続けましょう。 となります。






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院長 森園 茂明
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