幸福実現党釈量子党首 品川駅前第一声 大切な内容なので、起こして頂いたものを掲載! | 幸福実現党 森よしひろのブログ

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参院選の公示日を迎えた22日、幸福実現党の釈量子(しゃく・りょうこ)党首は、品川駅前で、第一声を上げ、減税、国防強化、自虐史観の払拭という3つのテーマで街頭演説を行った。



以下に、約15分にわたる、声に出して読みたい演説の全文を紹介する。

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品川駅をご通行中の皆様、幸福実現党党首、釈量子でございます。本日より、熱い戦いが始まります。どうぞよろしくお願い致します。

今日まで応援してくださいました多くの皆様に、本当に感謝でいっぱいでございます。この日本にとって、政治とは何か。この日本とは何か、未来に向けて、私たち幸福実現党、政治に根本的な変革を及ぼすべく、立ち上がります。がんばってまいります! よろしくお願い致します。


◎全国比例2人、45選挙区すべてに候補者を擁立

私たち幸福実現党はこの選挙に、全国比例で、私、釈量子と、七海ひろこ、そして、45の選挙区すべてに候補者を擁立して全国で戦います。

その理由は、この日本には国民を幸福にする政党、そして国会議員がいないからです! 私たち幸福実現党は、この日本を幸福にするために、新しい選択を提示するために、立ち上がりました。


◎25年間、なぜ日本はGDPがまったく成長しないのか?

昨日、党首討論などございました。どこの政党も税金をどれだけとって、どれだけばらまくかという話、あるいは、安保法制に一斉に反対しておりますが、平和憲法を守れば平和は守れるというような、国民をあざむくような、そんな話ばかりです。

しかし、そろそろ私たち日本人は選択をしなければなりません。この国にとって、何が本当に大切なのか、何が真実なのかということです。

まず、皆様に考えていただきたいのです。この日本は、なぜ25年間、まったく経済成長してこなかったのでしょうか? 他の国、アメリカも、イギリスも、ドイツも、フランスも、経済規模、GDPは2倍以上に上がっています。しかし、日本は25年前のままです。経済の規模は上がらない、皆様方の所得も全然増えません。

そこで、私たちは考えたのです。

この日本は、いくら民間ががんばっても、政治が変わらなければいけない。政治が変革することなくして、この国が立ち直ることはない。まさに、民間ではなく、政治の責任なのです。

だから、私たち幸福実現党、この政治を根本から変えてまいります。その柱が、3つあります。政治でなければ、乗り越えられない柱、その3つの限界をこれから、私たち挑戦していこうと思っております。私たちは、新しい選択を提示する挑戦者です。


◎1つ目の柱――5%への減税を目指す

まず、1つ目。この日本は、際限のない増税で苦しんでいます。江戸時代の狂歌に、「今の世の お上(かみ)はひどいぜん息で 昼もゼイゼイ(税々) 夜もゼイゼイ(税々)」――。さあ、皆さんどうでしょう。税金で苦しんでおられる皆様方、もう限界ではないでしょうか。

実際、サラリーマンの平均給料は、414万円。10年前に比べて、25万円も下がっています。給料一つとっても、一カ月分が吹き飛んでおります。

それから、給与明細、見てください。税金と社会保障、介護や年金、医療合わせた給与明細の国民負担率は43.4%。江戸時代の五公五民(ごこうごみん)に近づいております。

さあ皆さん、耐えられるでしょうか? 給料の半分、負担を背負わされて、そして、経済が25年も成長しない、さあこれどうすればいいのか。

そこで、私たち幸福実現党は、この日本に唯一、減税、減税からの景気回復を訴えて立ち上がりました。私たちは、消費税をまず8%から5%に下げてまいります。よろしくお願い致します!


◎減税すると何が起きるのか?

「消費税減税」。なぜ私たちが消費税を減税するのか。それは、この日本経済の6割が民間の消費だからです。国民経済の6割の消費に、足かせをはめる消費税、このダメージが本当に大きい。実際、アベノミクスで、消費税が上がりました。8%に上がった途端に、一つの世帯の消費支出は2年連続マイナス! 財布のひも、皆さん、締めたんじゃないでしょうか?

「まず、タクシーをやめた」。そんな声、いっぱい聞きます。「ペットボトル買わなくなった」。そんなお声も、いっぱい聞きます。皆さん、消費税が上がって確実に財布のひもを締めたので、企業の売上げは減り、そして皆さんの給料も上がっていません。

しかし、もし減税したらどうでしょう? 売上げは上がります。爆発的に景気がよくなります。景気がよくなれば、正規雇用も増えます。お給料も上げられます。この、減税から景気の回復、減税から経済成長のよい循環を、私たち、起こしていきたいのです。

私たちはこのような減税を掲げています。相続税、また贈与税、こうしたところにも私たちは減税の余地大いにあると考えております。


◎2つ目の柱――自分の国は自分で守る

そして、2つ目です。政治でなければ乗り越えられない壁の2つ目は、まさにこの国をどう守るか。国防です。私たちが国防と言うと、「戦争したいのか?」と、おっしゃる方もいらっしゃいます。

しかし、世界には200カ国近くの国がありますが、ほとんどの国が、自分の国を守る軍隊を持っている。ただ、そうした国が、戦争ばかり起こしているわけではありません。ですので、戦争イコール国防ではありません。

今日また、北朝鮮は、日本に(向けて)ミサイルを撃ち込む、実験をしました。核を小型化して、何度も何度も実験を繰り返しています。そして、中国の軍事的な脅威は、沖縄だけではありません。九州にも迫ってまいりました。さあ、これは危ないのでしょうか、どうなのでしょうか。

私たち幸福実現党は、このような現実を見たときに、そろそろ自分の国は自分で守るという方向に切り替えなくてはいけないと考えます。


◎憲法9条改正、核装備の検討へ

私たちの青写真は、こうです。

まず、外交で国を守ります。友好国アメリカなどと連携を強化します。そして、ロシアにはG8の復帰を促しつつも、平和条約締結に向けて、連携を模索していきます。強化していきます。そして、台湾とは、将来、国として正式に承認することを前提に、関係を深めていこうと思います。

しかし、それでもなお、この日本を守る必要があります。だから、私たちは安保法制に賛成し、そして憲法9条改正し、そして自衛隊の装備を拡充、予算を倍増しつつ、さらに、この日本を、核の脅威から守るためには、核装備の検討も必要だと訴えております。皆様、「自分の国は自分で守る」。これが当たり前の姿じゃないでしょうか?

そして、もし自分の国は自分で守れないなら、世界から日本はどう見えるのでしょうか? いざという時に自分の身を投げ捨ててでも、家族を守る、国を守るという大和魂を取り戻します。


◎3つ目の柱――自虐史観の払拭 日本の誇りを取り戻す

そして3つ目。どうしても政治でなければ乗り越えられない壁がもう1つあります。それが、教育の中の自虐史観です。今、子供たちは、自分の国が悪い国だと信じて育ち、眼に輝きがありません。世界の中で、日本がこれから活躍する時、子供たちの背中に"翼"を付けてあげたいのです。

先の対戦は、この国を守るために、先人たちが命をかけて戦いました。それは、侵略ではなく、自衛のためでした。これは、アメリカのマッカーサーも議会で証言しています。

そして、白人欧米の植民地支配から、この国を守るために、アジアの自由のために、アジアの国々の解放のために戦いました。これが、真実の日本です。しかし、私たちこの日本にとって、自虐史観、これ非常に大きなダメージです。


◎「中国の資料は正しい」とする、ユネスコ記憶遺産の衝撃的な通知

実は、一昨日、私どものグループに一つの通知が来ました。

ユネスコの記憶遺産、(フランス・パリの)ユネスコに私、2回ほど行きました。記憶遺産に南京大虐殺、従軍慰安婦の資料が登録されるということで、これを反対するために、2度もフランスに行き、グループでは8回申し入れをしました。

ところが、一昨日ユネスコから届いた資料、中国の資料は正しいもので、改善の余地がないと。私たち、この知らせを受けてびっくりいたしました。中国の資料が正しいものだと、ユネスコが言っている。これどうやってひっくり返すことができるのか。この体たらく、こういう状態を招いたのは、指をくわえて何もしなかった安倍政権の責任です。


◎「安倍談話、日韓合意……安倍自民党は、保守でも何でもない」

昨年の安倍談話、日韓合意、日本が韓国と合意しましたが、これによって、びた一文払ってはいけなかった。そこにお金をつぎ込んだ。血税をつぎ込んで、そして歴史問題を終わらせようとしましたが、5月31日、ユネスコの記憶遺産に、また「従軍慰安婦の声」なる資料名で慰安婦問題を提起されてしまいました。もう来年、皆様、慰安婦の問題がユネスコの記憶遺産に登録されてしまいそうです。

さあ、これどうするのでしょうか? もう安倍自民党は、保守でも何でもありません。この国の誇りを取り戻す、それは私たちにしかできないのです。

私たち幸福実現党は、命に代えてもこの日本の誇りを取り戻します。


◎今回の参院選の意義とは?

さあ、ここからです。この日本は、大きな選択肢があります。

際限のない増税で、役人を増やす大きな政府。それから、少ない税金で、民間の知恵を引き出す小さな政府。この2つの選択です。

そして、この国を守るのか、自分の国は自分で守る、当たり前の国にするべきなのか。いや、それとも他国に、いつまでもこの国の守りをお願いするべきなのか。この日本が、これから大きな大きな岐路に立っている、それが今回の選挙です。


◎「まだまだこれから日本は輝ける」

この日本はすごい国です。2600年以上続いた国。そして坂本龍馬や吉田松陰先生また、聖徳太子のような偉人がたくさん現れ、そしてこの日本は、世のため、人のためと思うような、勤勉な日本人が一生懸命つくってきてくださった国です。

だから、私たち幸福実現党は、この日本から夢を実現するために努力する人たちをたくさん出して、そして世界のリーダー・ニッポン! まだまだこれから日本は輝ける、この可能性をかけて、今回の選挙、戦ってまいります。

皆様、どうぞよろしくお願い致します! ありがとうございます!