森若香織オフィシャルブログ「Blueberry Days」Powered by Ameba

先月、直木賞の結果発表を待つ「待ち会」なるものを、
前代未聞の「待ち会大パーティー」にしてしまった作家がいました。

冲方 丁さんです。

本来ならば、ひっそり粛々と行われる「待ち会」。
それを「関係者やファン大集合のパーティー」にするとのこと。

しかもその司会を「私」に、という連絡があり、
面識がなかった私は驚きました。
(仲介インディーズファイル・ディレクターかまちゃんです)

パーティーを企画したのは、冲方婦人およびマネージャーの里砂ちゃん。
「文芸界に詳しいなどのプロの司会者よりも、むしろ森若さんのほうがオモシロいんです~」
と、明るく言い放つ里砂ちゃんのパンクぶりに再び驚き、
候補作「天地明察」も、
「読まなくてもいいですう~」というハードコアパンク発言に三度驚き、
しかし彼女の魅力とその独創性かつ斬新な企画に魅かれた私は、
僭越ながら司会をやらせていただきましたwith里砂ちゃん。

読まなくていいと言われたものの、せめてナナメ読みでもしなければ、
と思ったら、もの凄くおもしろくて、うっかり(?)読破した「天地明察」。

残念ながら受賞には至らなかったものの、
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

冲方 丁さん&里砂ちゃんはもちろん、
出版社の方々、かまちゃん、会場にいた皆さんと過ごした数時間。
心から感動しました。

パーティーの最後に、冲方さんへの応援の意と出逢いの感謝を込めて
「あいにきてI NEED YOU」を歌いました。
私は畑違いだったとはいえ、
この曲はたくさんの人が知っいてくれる曲だという事を、改めて知りました。
GO-BANG'Sにも感謝☆

音楽も小説も「作品」は人を繋げてくれます。
「作品」とは、
「想い」がカタチになったものだからです。ね☆

只今発売中の「ブルータス」に「待ち会パーティー」のようすが載ってます。
「パピルス」にも載ってるそーです☆