きたな1週間後
今回の試合、
正史と匠
セットで試合に出場するのは最初で最後。
特別な試合となる。
正史は上を目指す為に、
戦い方が問われる大事な1戦。
匠はこの試合を最後にグローブを置く。
正史と匠は、
地元杉並の先輩後輩。
※匠が正史の2つ上
不良でもなんでもなかった匠が
正史の影響でボクシングを始めたのは
30歳を過ぎてから。
おおよそ、
ボクシングとは結びつかない性格と闘争心。
周りの誰もが匠がボクシングするの?
と思った事だろう。
生活環境も
ボクシングをする上で決して良いとは言えない。
それでも情熱の火を絶やす事はなかった。
匠の持つ情熱の火は、
試合当日、炎と変わり、
年の瀬にはもってこいの熱い試合になるぜ!
正史の試合の度に支給されるジャージ
良 「おっ いいぢゃん」
「暖ったかいし、ちょうど良い」
俺 「お前のぢゃねぇ~ぞ!」
とは言えない。。。