「胡蝶の夢」はどんな夢 | 徒然森沢屋

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昨日は浅草のゆめまち劇場へ。

おのさんがゆめまちで朗読をやるって聞いたのはいつだったか…結構早い時期だったと思います。

聞いた時に、嬉しくなっちゃいましてね。好きな役者さんが好きな劇場に出てくれるのが。

その後、出演者が発表されて、そうしたらゆめまち劇場でおなじみの人達がいらっしゃる。

いつもゆめまち劇場で見てるお客さんには初めましてのおのさんの凄さを、いつもおのさんを見てるお客さんにはゆめまち劇場の熱量を、それぞれ感じてもらえたらいいなぁ…なんて勝手なことを思って。

私は私で、初めましての出演者との出会いを楽しみに。

 

開場15分くらい前に劇場前に到着。

10人ちょっと並んでたかな。全員女性。先頭にいた人達は劇場の常連さん。

私のすぐ後ろに並んだ女性に、「胡蝶の夢」の待機列かどうか聞かれました。人当たりの良い方で、そのまま中に入るまでずっとお喋りすることになります(笑)

 

ロビー開場はほぼ時間通りだったんですが、席の方にはなかなか入れず…中に入れたのは開演10分前くらい。

舞台を挟んで両側にバンドのブース。舞台上には椅子が2つ。その上に扇が2本ずつ、羽根を開いた蝶のように置いてあります。

ゆめまちの魅力の一つは生演奏可能な所だと思うんですが、上手に和楽器、下手に洋楽器という構成。コラボもふんだんにあって贅沢三昧。

舞台上で語られるのは、どこかで見たような夢。淡々として、何かおかしいのに何がおかしいのか分からないような、摩訶不思議な物語。

夢と夢の合間に蝶が漂うように舞って、止まって、飛び去って。

2時間経った後には、ぼんやりとした、それこそ本当に夢から覚めたようなときの心持ちでした。

朗読された話、それぞれ読んでみたいなぁ。本来なら教養として知っておくべき物語なのかもだけど(^^;

 

朗読とダンスとアクロバット。音楽も盛りだくさん。

でも、覚めてしまえば終わる夢の物語。

おもちゃ箱とも違う、玉手箱みたいな舞台でした。

 

あ、チラシとか映像で使われてたイラスト可愛くて、ポストカード買っちゃいました(^^;

 

おのさん、みさほさん、大樹さんはじめ、出演者の皆様、スタッフの皆様。

ひと時の夢をありがとうございました。