県外サポの寂しさ | 徒然森沢屋

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本日の神戸戦、我がファジアーノ岡山は前半に3点という大量の失点をしましたが、後半終了間際の10分で見事に3点返し、引き分けにて試合終了!
開幕からの無敗はまだ続いています。

神戸とは母体が同じなんだそうで、前々から「いつか神戸と」みたいな話が出ていたのも聞いてました。
その辺の経緯を詳しくは知らないし(ブログ等で記事にしてるのは読みました)、当時を知っているわけでもない。
何より、当時私は、岡山県民ですらありませんでした。
そして、今の私も、岡山県民ではありません。
私が、岡山の人間としてファジに関われたのは、たった1年。JFLの頃だけです。

今日の試合で岡山の人たちが得られた感動を、例えその場にいたとしても、私は得られなかっただろうなと思うのです。
岡山が好き。ファジが好き。でも、私が岡山という土地で生きた時間はあまりに短くて。
その土地で生まれ育ったからこそ得られる感覚を持っていないから、生粋の岡山の人たちと同じようには喜べなかっただろう、と。

いい試合をしてくれた。周囲のチームを相手に、劇的な展開を見せてくれた。そして、「知識として知っている」因縁の相手だった。
私の中の感動の順番はこうなります。
それがちょっと寂しい。
私も、岡山に生まれたかったな。
東京で生まれたから得られたこともたくさんあるんだけど。
ない物ねだりなのは分かってるんだけど。
言ってみれば「他所者」の私を、温かく迎えてくれる人たちがいて、本当に幸せだと思うけど。
今日の試合を、あの人たちと同じ感覚で喜ぶことができない自分がもどかしくて、嬉しいのに寂しくて、少々複雑です。

もちろん、今日の試合結果は嬉しい。念組だったけど、浮かれてます。
3日の栃木戦は行くから、精一杯応援しようって気持ちを新たにしました。
ただ、この先もきっと、今日みたいな寂しさはついて回るんだよなぁ…

こんな半端者ではありますが、頑張りますので、ご一緒させていただければ幸いです。