時計・日常の中の非日常な時間 | 徒然森沢屋

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4月17日(火)

定時ダッシュして八幡山へ。
ショーGEKIワークショップ公演「時計・日常の中の非日常な時間」を見てきました。

大門から大江戸線に乗ったはいいけど、新宿で迷子になりかけた。
素直に一度改札を出れば良かったんだなぁと思ったけど後の祭り。
もみくちゃにされながら、どうにか各駅停車に乗って、余裕を持って劇場についたのに、もらったチラした場であおがなくちゃいけない程度に暑くなってました。
辻さんに「暑いですか?」と聞かれて「遅れちゃうと思って…」と答えたら、腕時計を眺めて「いや、まだだいぶ余裕ありますよ?」と怪訝そうな顔をされました。
すいません、そうですよね(TT)
ただまぁ、開「場」前(開「演」前ではない)についてないと、何だか色々不安になるのです。

舞台には、どこかで見たような仕掛けの時計。
開演前の案内では、上演時間は45分。
プログラムによれば、オムニバス3作。
…「スリル」か?

という予想通り、「15分」というリミットを設けての作品群でした。

1つ目は、小さな公園のベンチに置かれた【時限爆弾爆弾】と思われる装置に振り回される昼休み中の会社員と非番中の警官。
…いや、正しくは、「時限爆弾を装ったドッキリだろう。ここはバッチリ騙されて目立ってテレビに出るぜ!」と張り切っちゃった非番中の警官2人に振り回された、昼休み中の会社員の話(笑)
警官2人、いいコンビだったなぁ。
会社員2人のトボケっぷりもなかなか。

2つ目は、オーディション会場の真ん中に置かれた時計時計と、オーディションを受けにきた人たちの話。
制限時間いっぱいまで、自分たちで(その場で)考えたエチュードを演じきればオーディションに合格ということだろう、という予測から、知らない者同士が一致団結し、時計をタイムマシンに見立ててSF的な話を展開する…という流れ。
何というか、思い切りのいい人たちばかりでした(笑)
体当たりってこういうこと言うのかなー。

3つ目は、父親の遺産らしい時限装置時計と、残された仲の悪い子ども達の話。
何故か人の声に反応して音を鳴らす時計。しかも、声の種類によって音が違う。
喧嘩してれば低い音。笑いあってれば(会話の内容問わず)高い音。
きっと良い音がしている時に導線を切ればいいんだろう…ということで、悪口を言い合いながら、とにかく笑う。
最後に、ちょっと近くなったような兄弟の距離が見えた気がして、ホッとしました。
チームワークがいいなぁ、と思いました。

今回が初舞台という方もいらしたそうです。
粗探しをすればいくらでもできるんだろうけど、個人的には皆さんに花丸合格差し上げたいです(^^)
だって、みんなすごく頑張ってて、キラキラしてたから。
おかげで元気を貰えました。
ありがとうございました♪