タクシー運転手とのコミュニケーション | 森犬の遠吠え(森公式ブログ)

タクシー運転手とのコミュニケーション

タクシー運転手とは、
よく会話というコミュニケーションを、
楽しみます。


限られた時間内で、
初対面の相手同士が、
密閉された空間にいる、
不思議なときに、
いつも僕は自分から話しかけます。



明日の天気のこと。
気温のこと。
景気のこと。
スポーツのこと。
社会のこと。


昨晩は、
新宿で5時まで飲んでいたこともあり、
タクシーで帰りました。

歌舞伎町から乗り、
1500円の距離ですが、
昨晩は感極まる話を聞きました。


タクシー運転手になって、6年。
2度の離婚を経験し、
1人目の奥さんがうつ病に。
1人目の奥さんとの娘、
(高校生)に泣き付かれ、
一緒に暮らすことに。

家事はタクシー運転手さんである、
小島さん(仮名)
が全てを行っているそうです。

恐らく慰謝料もあるでしょうし、
大変な暮らしをしているでしょう。

昨日は朝の7時から働いており、
22時間労働の小島さん。

疲れていたんでしょう、かなり饒舌になっていました。


そんな僕は、
ふと自分に置き換えてみました。



………


お酒も進み、
感情的になってしまったわけです。



事の発端ですが、
何故この運転手さんと、
このような話になったかです。

『寒い、寒い』
とタクシーに入った、
僕がこのようなことを言われたからです。


『お客さん、家にあたたかい家族が待ってるんじゃないんですか?』







2月10日は、
そんな明け方でした。