子連れの備え | 箏奏者 森川浩恵                  オフィシャルブログありったけに首ったけ!!

子連れの備え

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今日は震災の日。
兵庫県民にとって、特別な日でございます。
今日は、たくさんの学校で「避難訓練」が実施されます。

わたしは3.11の時に友達親子と地震の科学館に行って火事と地震の時の訓練を受けにいったことがあります。

自分で子どもを守れる状態にないといけないと思ったからです。

そしたらね、行ってよかったなって思ったけど、
火事の煙(訓練では水蒸気)を怖がって親の手を振りほどいて逃げちゃう友達もいて、
「そら、こんな暗闇で煙モクモクこわいわなぁ」とおもいつつ、実際の火事であればその行動はめちゃくちゃ危険だなと。

そして、このパターンは絶対あるなと思いました。


学校の訓練なんかも、流れ作業だったり、
緊迫してやるけど、逆効果なのかもしれないって思いました。

というのは、勿論真剣には取り組まなければなりません、命に関わる事だから。
ですが、緊迫した訓練を重ねていると、
結局、本当に起きた時にパニックになりやすい気もしました。

災害は気をつけようがなく、
起こってしまうものだからこそ、
落ち着いて、積極性もって逃げる(いや、これ難しいこと言ってますけど)もいうのが大事な気がしました。

うちの子もまぁまぁ気が小さいので
そういう子の方が尚更そういったところを意識して日々過ごしておかないと、パニックになっちゃうなぁとおもったのです。

昔、置屋のお母さんが
「大人がみんながさぁ、穴に向かって走っててさぁ、でもみんな楽しそうだから私も負けずに走ったわけよ、かけっこだ!って。あれ今思ったら空襲ねー」

って言ってて、
本当にメンタル強いなこの人と思いつつ、
怖がりすぎてたら助からなかったかもしれないのだなとも思った。

あと、「てんでんこ」はうちの子みたいなのには、本当に難しいのですが、
私は君を残しては死ねないので、這ってでも迎えにいくから、下手に家に戻ったりしないように、今まで何度も言って聞かしてあるが、
うちの子は日頃から良かれと思っていらんことするので(優しさともいう)災害に関しては、
いろんな意味で親を信じて親との約束を守ってくれたらと思う。

逃げる時は二人分の命を預かってるから、
まぁまぁ大変だけど、落ち着いて生き延びたいなと思う。