これまでのブログで、「大矢知地区/朝明中学校区における教育的課題」解決に向けた私の考え方について説明してきました。

 

≪参考ブログ≫

【大矢知地区/朝明中学校区における教育的課題②】朝明中学校の課題を整理/市内中学校の公平・公正

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12255921603.html

 

 今後、「大矢知地区/朝明中学校区における教育的課題」を大矢知興譲小学校の課題と朝明中学校の課題に整理し、それぞれを切り離して単独で解決していきたいと考えています。


 ここで少し地方教育行政について、説明をします。

 

地方自治体において市長と教育委員会の役割と権限が明確に分かれています。

 

 簡単に説明すると、地方教育行政において教育委員会は学校等の設置・管理及び廃止についての権限を有しています。

 

 また、市長は、教育財産の取得や処分、教育委員会の所掌に係る事項に関する予算を執行などの権限を有しています。

 

 両者は異なる権限を有する為、それぞれの方向性が異なると地方教育行政は適正な方向に導かれません。

 

 今後の地方教育行政の方向性について両者の想いを一致させる必要があります。

 

その議論や協議を行う場が『総合教育会議』です。

 

 『総合教育会議』は市長が招集権を持ち、公開の場で行われます。

 

地方教育行政は、この『総合教育会議』の場を通して方向性を決めていくのが望ましいとされています。

 

 私は上記に示した「大矢知地区/朝明中学校区における教育的課題」を大矢知興譲小学校の課題と朝明中学校の課題を切り離して解決を図るという方針を1月13日の「市長就任所信表明」の際に発表しました。

 

 私は、その方針を2月1日の『総合教育会議』の場で教育委員の皆様にお伝えしました。

 

そして、次回の3月22日の『総合教育会議』にて、更に踏み込んだ議論になると思います。

 

 『総合教育会議』にて、教育委員会と一定の方向性について合意出来た段階で、具体的なアプローチに入っていきます。

 

≪関連ブログ≫

・【大矢知地区/朝明中学校区における教育的課題】大矢知興譲小学校施設課題の解決に向けて

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12250597355.html

 

・【大矢知地区/朝明中学校区における教育的課題②】朝明中学校の課題を整理/市内中学校の公平・公正

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12255921603.html