原宿駅への提案の続きです。

基本的な考え方として、出口増設だろうということでした。



と、いうのも原宿駅はピーク時に人が溢れているのは、駅舎内だけでないからです。
道にまで溢れている。


で、もう一つの改札竹下口はというと、、、

やはり溢れている。

ていうか、竹下口は駅舎すらない。


駅というより、、、土手に庇があるだけ。

屋根がねえ、柱もねえ、風雨を遮る壁もねえ、自販機ねえ、ベンチもねえ、人がたたずむ場所がねえ、三角はあるけれど、ただの飾りで意味がねえ。改札を通ってもそこにあるのは通路のみ。

そりゃこんな駅、いやだ、というのは分かる。

隣の代々木駅よりも狭い。
そして代々木駅よりも出口が少ない。

地下鉄にも直接接続していないので、大勢の人たちをいったん収容するスペースが足りな過ぎているのです。

まずは、建物の前に人が立てるスペースを確保しなきゃならないんですね。

原宿駅の立地を、地形をチェックしてみましょう。


原宿駅の線路は、表参道の地面より下、溝みたいなところを走っているんです。ちょうど目黒駅みたいな、目黒駅ほど深くはありませんが。

で、この高さはというと



ざっと、8メートルくらい。
2階建ての家くらいはあります。

この部分に蓋しても大丈夫なんじゃないですかね。

そもそも、この原宿駅の明治神宮へ行く橋のところ、神宮橋というのは昔っから原宿へ集まる若い子の、ステージみたいなところ。

南には渋谷市街を望み、代々木オリンピックプールが見える。


なんか、新宿副都心、渋谷公園通りに続き、東京に来ちまったゾ~と感慨を深くする、名シーン。


振り返ると原宿駅。

人が少ないときは明治神宮の森を背景に、遠くのDOCOMOビルが尖塔にもみえていますが、牧歌的で気持ちの良いところです。

この神宮橋を北へ数倍に拡張すると、こうなります。


なんか、良さそうなんですが

つづく